キヤノン製のライカスクリューマウントレンズの中では最も広角な一本。ライツの定番超広角レンズ、スーパーアンギュロンよりも更に広角です。1964年登場。7群9枚構成。設計は小柳修二氏。1mから無限遠まで距離計連動。非連動ながら最短撮影距離は0.6m。
2,000本強が生産されたと言われています。カラー撮影の場合、撮像の右端に色被りが見られます(当店デモ機のライカM10-Pにて実写確認済み)。
使用感ほとんど見られず綺麗な外観です。
2023年11月にフルOH済。キヤノンのLマウントレンズは、絞りカタカタヘリコイドがギシギシと鳴っている個体が多いですは、本品は丁寧な整備により、各部の操作感は滑らかに仕上がっています。距離計連動もバッチリ。
中玉にはルーペで見てやっと分かるほどの軽微な拭き傷と、強いLED光にかざしてようやく見える程度のごく僅かなクモリが見られます。これらの撮影への影響はまず無いでしょう。
純正前後キャップが付属します。