独ライツ製一眼レフ。ベースのR6は1989年に登場し、その改良版として1992年に登場したモデルがこのR6.2。1/2000のシャッター速度が追加されたこと大きな改良点です。ズミクロンR、ズミルクスRといった大口径レンズを愛用される方に。装着可能なレンズは、3カム、Rカム、ROM。
当時としては珍しく、そしてライカらしく、完全な機械式カメラ。電子式の自動露出やオートフォーカスが主流の時代に、機械式でマニュアルフォーカスで投入されたモデルです。露出計のバッテリーが切れても使え、電池切れで涙することの無い、信頼できる一台。
旧モデルと比べて小型軽量なつくりも高評価。販売終了後も根強い人気を誇っており、指名買いの多いモデルです。
プリズムの頭頂部と底蓋、レンズマウント部にごく軽微な擦れが見られる程度で、使用感少なく綺麗な外観です。
各部の作動快調です。露出計も正常に作動しています。スクリーンも綺麗でファインダーの見え味もスカッとクリア。
魅力的な銘玉が揃ったライカRマウント群で、フィルム撮影を楽しむ方には最適な一台でしょう。