製造番号106万台。1962年製造のライカ M1。ライツの製品コードはKOOCT、カタログNo.は10125M。
M2から距離計とセルフタイマーを省いたモデルで、元々は軍用、科学技術者向けなど、距離計を必要としない使用を目的として製造されたようですが、ビゾフレックスや広角レンズ好きにも嬉しい存在です。
50mmと35mmのファインダー枠が常に表示され、パララクス補正がなされます。
初期のM1には、M2初期と同じくボタン付きのモデルもあります。
一部はオリーブ塗装が施されドイツ軍に納入されました。総生産台数は一万台弱と、やや少ないモデルです。
全体的に薄い擦れが多く、トップカバーのフィルムカウンター横の淵に小さなアタリが1点見られます。巻戻し軸側の吊り環の上にはストラップ使用による擦れが多く見られます
2023年にOH済。丁寧な整備で巻上げ、シャッターの感触共に良好です。
ファインダーはスカッと綺麗なガラスで、ファインダー枠もクリアに見えています。
気兼ね無く使うには良い一台、お好みのレンズを装着して、スナップシューターに!