ライカM3。後期型のシングルストローク。製造番号は100万台、1960年9月に出荷された一台です。ライツの製品コードはIGEMO。
1954年登場のライカM3は、素早いレンズ交換と確実な固定を約束するライカMマウント、距離計内蔵で見え味素晴らしいパララクス自動補正機構付きファインダー、機能美として完成されたデザイン、安定した動作を確保する堅牢なボディ、他社の追随を許さない質感の高いつくりで、ライツの黄金時代を築いたカメラ。
M3後期型は、前期型が抱えていたマイナーな弱点を改善し、シングルストロークという一般的な巻き上げ操作が可能となったモデル。50mmレンズを使用するのであれば、今なおM3がベストモデルと呼ばれるのは、比類無きファインダーの素晴らしさが故でしょう。
ライカ M3を始祖に、MP、M2、M4、M5、M4-2、M4-P、M6、M7、M8、M9、M10、M11とモデルが下っていきますが、見た瞬間にライカM型と分かるその姿は、このライカM3に全てのエッセンスが集約されています。
なお、本品は製造番号の下3ケタが900のキリ番。憶えやすいですね!
ファインダー付近の軍艦部角にアタリが見られます。また、アクセサリーシューとM3刻印の間、及びカメラ正面から見て左上のフィルムカウンターの下にごく僅かな凹みが、左右吊り環の上部には小傷が確認できます。その他、薄い擦れ傷は全体的に見られ、底蓋の擦れ傷は多めですが、遠目にはまだまだ清潔感のある外観です。グッタペルカは全面オリジナルです。
2026年にOH済。各部の操作感、滑らかに仕上がっています。ファインダーの見え味もクリア、距離計像のコントラストもしっかりしています。
気兼ね無く使うにはちょうど良いコンディションのM3後期型。実用にどうぞ!
社外製のボディキャップが付属します。