ハッセルブラッド 500C。スウェーデン製。優れた描写のツァイス製レンズが40mmから500mmまで9本が用意され、シンクロ接点は全速同調。プロフェッショナル用中判カメラとしての不動の地位を築いた銘機です。そして、巻き上げからシャッターを切る一連の動作と作動音には、心が躍ります。
ボディ、マガジン共に1971年製。付属のノンTのプラナー 80mm f2.8 も1971年製です。1957年に登場し、1970年まで続いたロングセラーモデル。
本品は500C/Mが販売開始された時期と重なっている500C最終型で、ファインダースクリーンが交換可能。嬉しいポイントですね。
こちらの個体はレンズとボディを丁寧にオーバーホールして頂きました。
とかく整備代が高額となりがちなハッセルブラッド。キッチリ仕上がっている個体をお求め頂くのが吉でしょう。
使用感少なめで綺麗な外観です。三脚座やレンズ、マガジンなどの各部もクリーン。マガジン背中の覚えのクリップは紛失しています。
2023年8月にレンズとボディを専門業者にてオーバーホール済。操作感良く仕上がっており、ハッセルらしい軽快な撮影をお楽しみ頂けます。
レンズにはクモリや拭き傷も見られず、綺麗なガラスです。レンズ後玉裏に軽微なコーティング傷みが見られますが、強力なLED光を当ててやっとわかる程度で、実写への影響は無いでしょう。
当時のドイツ語操作マニュアルとカタログ、ハッセルブラッド書籍、ソフトケースが付属。並べてディスプレイしても良い雰囲気です。