著名ライカ研究家、Lars Netopil著。ドイツのLeica Historicaにより2021年に発刊。英語での書籍名は Birthdays of the Leitz-Photo-Construction from 1927。全248ページ。1.58kg。英・独併記。1936年、若くしてオスカー・バルナックが亡くなった後を引き継ぎ、ライツ社の撮影システムを構築したと言われるウィルヘルム・アルベルト氏の記録ノート2冊を元に作成されています。1927年から1962年にかけての貴重な記録集です。
初版は1990年にLeica Historicaより、わずか330部が発行。既に入手困難な書籍でしたが、この度復刻されました。ボディやレンズはもとより、フードやファインダーなどのプロトタイプの写真も多く掲載され、ライカ黎明期〜戦後の絶頂期までの各モデルの開発過程などを窺い知ることができます。特に幻のライカ IV型付近の写真には胸が熱くなります。ライツ製品を深く知る愛好家のハートをがっちりと鷲掴みにする、玄人向けの一冊です。
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