1965年発売。ミノルタ・オートコード III型。ロッコール75mm f3.5付。カメラを下からホールドしたままピント合わせが出来る、振り子式ピントレバーを採用。セルフコッキングやセミオートマット式巻上げを備えた国産二眼レフの上位機種として現在でも高い人気を誇っています。また、フィルムをボディ上部に装填し、下に向けて巻いていく構造は珍しく、フィルムの平面性を保ち、ピントを良好に保つ仕組みとなっています。裏蓋も下側を軸に上から開く構造。III型は120/220フィルムカウンター切り替えが付いています。
とても綺麗な一台です！巻上げクランク周辺にわずかな擦れ傷は見られますが、製造から50年以上を経ているとは思えない美しさ。前玉にごくごく薄い拭きキズが一本見られますが、クモリは無くスカッとクリア。各部の操作感も良好です。使い勝手の良さと共に、定評あるロッコールレンズの描写も楽しめます。ミノルタファンのみならず、二眼レフ好きにもたまらない一台。初めての二眼レフにも好適でしょう。嬉しい純正ケース、ストラップ、フード付です。