ドイツ空軍用のライカ IIIc ルフトヴァッフェン。トップカバーに軍用登録番号Fl. No.38079の刻印があります。製造番号は37万台。ライツの製品コードはLOOGI。
ドイツのライカ研究団体、Leica Historicaが発足30周年を記念し発刊した、「30 Jahre Leica Historica」の番号表にシリアルナンバーが記載されており、1941年6月3日にベルリンに向けて出荷された一台と言う事が分かります。
アルミダイキャスト・ボディとなった戦中型。段付きIIIc。本品は当初赤幕シャッターでしたが、幕の劣化が非常に激しく、今回のOHの際に幕交換を行っています。稀少品。
底蓋にやや多めに擦れが見られますが、ボディ全体は綺麗な状態を保っています。
2023年に幕交換を含むOH済。各部の操作感滑らか、ファインダーの見え味もとてもクリアーです。