アルパ ９dボディは、1967年製造の51,101〜51,445の生産ロットの1台。世界で3番目にTTL露出計を内蔵したアルパ第3世代モデルです。アイピースからの入射光まで減算する、非常に緻密な作り。機能的にも完成されており、アルパとして最大の成功を収めた機種です。生産台数はアルパ最大となる5056台。非常に綺麗で銀塗装の傷みもなく、アイピースのゴムも弾力があり稀ににみる良いコンディション。シャッターや露出計も正常に動作。純正の革ケースとレンズ前キャップ、元箱が付属。コレクションにも最適なセットです。
付属レンズは銘玉マクロ・スイター。5群7枚、アポクロマート構成。feet表記。アルパの名声を高めた標準レンズ、名実ともに銘玉と呼ぶにふさわしい一本。近年はアダプターを用いてデジタルでも活用できる事から、年々評価は高まるばかり。ボディ本体同様、レンズ鏡胴にも使用感はほとんど見られずとても美しい状態。ガラスも拭き傷やクモリも見られず、スカッとクリーン。試写結果は非常に良好です。近年得難いコンディションのマクロスイター。ケースは使用感が見られます。