仏Alsaphot製の6x9判カメラ(120フィルム)。1951年の発売。レンズ光軸をミラー2枚を用いて屈折させると言う、いかにもフランス製らしいオリジナリティ溢れる特異なカメラです。目測式。故にフィルム面はボディ正面に対して後ろ向きとなり、赤窓はボディ正面側に付いています。初期型はBoyer Saphir 105mm f4.5、II型にはf3.5レンズを装備。決して使い易いカメラでは無く、また構造上描写も甘くフレアも出やすく、褒められたものではありませんが、唯一無二のスタイルと仕組みが愉しいカメラです。
2018年10月に各部整備済。レンズ後玉にコーティングむらが見られます。フィルム送りは赤窓式ですが、ボディ正面の赤窓は構造上光線漏れしやすいので、実際に撮影される際にはパーマセル等で隠すことをお薦めします。専用の革ケースのストラップは欠損しています。I型、II型合わせても2000台足らずしか生産されなかった稀少カメラです。参考;クラシックカメラ専科 No.30
Cyclope I
サイクロプス Cyclope I
- レンズ名:
- Boyer Saphir 105mm f4.5
- 付属品:
- case.
- コンディション:
- 92% B 良品
- 保証:
- 6ヶ月保証付
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レア度について
★ | 現行品。生産完了品でも入手は容易。 |
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★★ | 少し探せば入手可能。 |
★★★ | やや少ないアイテム。1~2ヵ月に一度入荷します。 |
★★★★ | 珍品。年に一度出てくるかどうか(お店によります)。 |
★★★★★ | 超珍品。5~10年に一度扱えるかどうか(お店によります)。 |