マウント:Exakta
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Angenieux 135mm f3.5 (Exakta)
Type Y2。4群4枚構成。メートル表記。1957年製。鏡胴は僅かに使用感がありますが、全体的にはかなり綺麗なもの。ガラスは中玉にごく軽微なチリの混入が見られますが、抜け具合は良好。拭きキズ等は見られず、非常に状態の良いアンジェニューです。細長くやや小柄で、望遠レンズとしては気軽に持ち出せる一本。鏡胴の作りも良く、手に取れば撮影欲が沸いてきます。ヘリコイドグリス交換済。
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Angenieux 90mm f2.5 (Exakta)
Type Y12。4群4枚構成。メートル表記。エキザクタマウントのアンジェニュー90mm f2.5後期型。1956年製。90/2.5にはType Y1もありますが、若干レンズ構成が異なります。フィルターサイズは43mm。絞り羽根には僅かに油が見られます。外観かなり綺麗。褪色しやすい鏡胴やローレット部分にも、ほとんど使用感は見られません。当店のお客様からの出戻り品で、長らく撮影を楽しまれておりました。拭きキズも見られず、かなり綺麗な一本、アンジェニュー本来の描写が期待できます。
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Angenieux 90mm f1.8 (Exakta)
Type P1。アンジェニュー 90mm f1.8の前期型。1958年製。4群5枚。中玉に浅い拭き傷がやや多く見られますが、アンジェニュー大口径としてはなかなか綺麗な一本です。ヘリコイドやや重く、絞り羽根には油が見られます(別途整備承ります)。前後の純正キャップと元箱が付属。吸い込まれるようなブルー・パープルのコーティングが美しい。試写結果良好です。アンジェニューらしいしっとりとした描写を見せてくれます。試写館をご覧頂ければ幸いです。稀少品。委託品。
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Biotar 80/2 (Exakta)
1936年頃製。ナイト・エキザクタ用のBiotar 80mmにキネ・エキザクタ用純正ヘリコイドを装着したもの。当時、ナハト用レンズの余剰在庫を販売するために製造されたとも言われています。真鍮にブラックペイントとクロームメッキのコンビが美しい。何ともソソるスタイルです。前玉にごく軽微な拭き傷見られますが、この時代のレンズとしては大変良好な状態。特注のアルミ削り出しフィルターアダプターが付属、52mm径のフィルターやフードが装着できます。もちろんレンズ本体にはキズ一つ付きま...
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Primoplan 58/1.9 (Exakta)
エキザクタ・マウント。Meyer Gorlitz製。1930年代後半の製造。重量感のある真鍮鏡胴です。4群5枚構成。ノンコート。戦後のプリモプランは今一つの印象が強いですが、戦前モノは描写が違います。硝材が違うのでしょうか。プリモプラン 58mmは渦巻きボケのイメージがあるが、本個体は落ち着いたボケ味です。繊細な線を残しながら蕩けてゆくような描写。発色も良いと思います。拭き傷やクモリも見られず、とても綺麗なガラスです。各部調整済みで作動感も良好。試写館をご覧下さい。稀少。
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Biotar 75/1.5 (Exakta)
ビオター 75mm f1.5の戦後型。1953年頃の製造。4群6枚構成。メートル表記。アルミ鏡胴。Tコーティング。前玉裏にコーティングの荒れと浅い拭き傷がやや多く見られます。実写結果良好です。やや稀少。
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Iscoliton 50mm f2 (Exakta)
独Gottingen、Isco社のエキザクタ用自動絞りレンズ。ダブルガウス型。Exaktaの文献等を探しても、詳細データは見当たりませんでしたが、恐らくM42マウントのWestagonの銘変わりでしょう。つくりはなかなか立派で、見た目も格好いいですね。2016年3月に各部調整済。描写良好。
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Biotar 75/1.5 (Exakta)
ビオター 75mm f1.5の戦後型。1949年頃の製造。4群6枚構成。Tコーティング。メートル表記。一見アルミ鏡胴に見えるが、どっしり重い真鍮鏡胴にクロームメッキが施された、かなり珍しいモデル。愛でていたくなる見事なつくりです。軽微な拭き傷見られますが、綺麗なガラスです。2016年2月にOH済。試写結果良好です。
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Biotar 75/1.5 (Exakta)
ビオター 75mm f1.5の戦前型。1939年頃の製造。ノンコート。4群6枚構成。メートル表記。真鍮鏡胴にクロームメッキ仕上げで、重量感のある非常に立派な作りです。2015年12月にOH済。ヘリコイドの動きも非常に滑らかで、使っていて心地良い。ガラスも拭き傷も無く、とても綺麗。試写結果も良好です。ビオターの特徴的な糸巻き状のボケは激しくなく、穏やかな印象です。試写館をご覧下さいませ。稀少。
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UV-Objektiv 60/4 (Exakta)
1960年前後のCarl Zeiss Jena製。医療、または学術用途等に製造されたと思われる稀少レンズ。参考資料が少なく、詳細は不明です。どなたかご存じの方、ご教示下さいませ。50cmから無限遠まで普通に撮影可能ですが、光線の角度によっては日の当たった部分が輝いたように写ります。全体的にはあっさりとした印象の描写です。ガラス、鏡胴共にとても綺麗です。珍品。
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Bausch & Lomb Raytar 100/2.3 (Exakta)
近年ではコンタクトレンズ・メーカーとして知られるボシュ・ロム製。以前はプラナーやトポゴン等のツァイス・レンズをOEM生産していた事も。鏡胴のつくりからオリジナルのエキザクタ・マウントだと思われる。エギザクタ・コレクターの文献にも出て来ない珍品、重厚感のある鏡胴です。ガラス綺麗。試写結果良好、解像度の高い描写で階調も良く出ています。前ボケも柔らかく雰囲気のある写り。2015年7月にレンズ清掃、各部調整済。
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Astro-Berlin Pan-Tachar 125/2.3 (Exakta)
映画用レンズで高い評価を得ている独Astro-Belrin製の銘玉。4群4枚構成。アストロを代表するレンズ。かなり昔にExaktaマウントに改造してあります。ガラスとても綺麗。ノンコート。なりはデカいが軽量なアルミ鏡胴で意外に使い易いレンズ。描写も秀逸。Sony a7で試写しました。
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Angenieux 135/2.5 (Exakta)
Type P2後期型。4群5枚構成。1956年製。フィルター径は59mm。アンジェニューとしてはかなり綺麗なガラス。試写結果、非常に良好!かなりシャープな描写です。このf2.5レンズはまともなコンディションの物がとても少ないんですが、久々に自信を持ってご紹介できる一本が入手できました。玄人好みのアンジェニューですねぇ。珍品。
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Xenon 50/2 (Exakta)
Kine Exakta用。1939年代後半製か?ノンコート。小振りながらもずっしり重い真鍮鏡胴。メートル表記。後玉に軽微な擦れあるが、戦前クセノンとしては綺麗な方でしょう。かなり珍しいレンズです。 試写結果良好!高解像度の作例をご覧になりたい方は、ご連絡ください。
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Biotar 58/2 (Exakta)
キネ・エキザクタ用。1936年製。戦後のアルミ鏡胴のものと異なり、真鍮製でどっしり重く丁寧なつくり。ガラス綺麗です。やや稀少。
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Bausch & Lomb Raytar 100/2.3 (Exakta)
近年ではコンタクトレンズ・メーカーとして知られるボシュ・ロム製。以前はプラナーやトポゴン等のツァイス・レンズをOEM生産していた事も。鏡胴のつくりからオリジナルのエキザクタ・マウントだと思われる。エギザクタ・コレクターの文献にも出て来ない大珍品。重厚感のある鏡胴です。素直にカッコいいスタイル。ガラス綺麗。非常に珍しいレンズ。Sony a7で試写しましたが、解像度の高い描写で階調も良く出ています。前ボケも柔らかく雰囲気のある写り。 試写結果良好!高解像度の作例をご覧になり...
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Astro-Berlin Pan-Tachar 125/2.3 (Exakta)
映画用レンズで高い評価を得ている独Astro-Belrin製。4群4枚構成。アストロを代表するレンズ。前玉のみアストロらしい淡いコーティングが施されています。このレンズとしては非常にガラスが綺麗です!珍品。Sony a7 で試写しました。
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Dallmeyer Kinematograph 3inch f1.9 (Exakta改)
戦前品。ダルメーヤーの映画用レンズを、エキザクタ用ビオター 75/1.5の鏡胴に組み込んだもの。一見、純正品の様な違和感の無い見事な改造。前玉周辺部に長さ5mmほどのキズ一本見られるが、実写にはまず影響無し。他、ガラスとても綺麗です。2013年1月にOH済。試写結果はアダプターを装着し、マイクロ・フォーサーズにて撮影。作例は、f1,9、f4、f8の描写です。開放では中心部のみ非常に抜けの良い描写、絞り込んでいくと驚くほどの解像度とシャープネス。f4〜f5.6での穏やかな...