RARE ITEMS GALLERY

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  • Topogon 25mm f4 (Contax)

  • Nikkor 25mm f4 (S)

  • Noctilux 50mm f1 (M) E58

  • Henso Reporter + Arion 50mm f1.9 (L改)

  • Nikon Lens Hood for Nikkor 50mm f2

  • Kodak Signet 35 Black KE-7(I)

  • Summicron 50mm f2 (M) Black Paint

  • KE-7A Military w/ Elcan 50mm f2

  • Thambar 90mm f2.2 (L)

  • Angenieux 24mm f3.5 (Exakta)

  • Ur-Leica Replica

  • Som Berthiot Angulor 28mm f3.3 (L)

  • Rolleicord Vb Gray

  • Summilux 50mm f1.4 (L) Chrome

  • Angenieux 75mm f1.8 Type S6

  • Perfekta

  • Kinoptik Apochromat 100mm f2 (Alpa)

  • Futura S + Frilon 50mm f1.5 (L改)

  • Leica Pistol SCNOO Black/Chrome

  • Leica M4 Black Paint

  • Rectaflex Lichtenstein + Angenieux 50mm f2.9

  • Angenieux 50mm f0.95 (M改)

  • Tessar 75mm f4.5 (L) Black Paint

  • Triotar 75mm f3.5 (L)

  • Kowa Prominar 35mm f2.8 (L)

  • Minox IIIS Black

  • Biotar 42.5mm f2 (Contax)

  • Rectaflex 1000 + Angenieux 50mm f1.8

  • Bausch & Lomb Baltar 100mm f2.3 (M42改)

  • Fujinon 50mm f1.2 (L) Black

  • Hugo Meyer Primoplan 100mm f1.9 (M42改)

  • Tropen Summar 50mm f2 (L)

  • Kodak Signet 35 US Army KE-7

  • Leica M4 Black Chrome Midland

  • Leica A Early

  • Elmarit-C 40mm f2.8 (M)

  • Janua

  • Canon VI-T Black Paint + 50mm f1.2 Black

  • Nikon S2 Black Paint + Nikkor 50mm f1.4

  • Nikon S2 Black Paint + Nikkor 50mm f1.4

  • Leica M8 Black Special

  • Summilux 50mm f1.4 (L)

  • Nikkor 50mm f1.1 (L)

  • Memox

  • Henso Reporter + Arion 50mm f1.9 (L改)

  • Ensign Autorange 820

  • Skopagon 40mm f2 (Bessamatic)

  • Angenieux 50mm f0.95 (M改)

  • Leica M2 Black Paint

  • Chiyoca IIf + Hexar 50mm f3.5

  • Topogon 25mm f4 (Contax)

    戦後Carl Zeiss Jena製、コンタックス用のトポゴン 25ミリ。ハイペルゴンのメニスカスレンズ設計を基礎とした対称構造の4群4枚構成。m表記。距離計には非連動ですが、35mmカメラ用で唯一トポゴンの描写が楽しめるモデルでもあります。ゲルツ社で活躍したRichter博士により生み出された超広角レンズは、本来は航空写真が開発目的だった模様です。非常にRがキツく小さなガラスですので、製造はさぞかし困難を極めたようです。大切に取り扱いたいレンズですね。珍品。

  • Nikkor 25mm f4 (S)

    Wニッコール 25ミリ f4後期型。コンタックス用トポゴン 25ミリf4に続いて登場、1953年の発売当時は35mm判カメラ用として世界一の広画角を誇ったレンズ。レンズ構成もトポゴンタイプ。メニスカスレンズを対称に組み合わせた4群4枚構成。歪曲収差はみられず、開放では程よい柔らかさを伴った明瞭な像を結びます。前期のクローム仕上げから、後期は軽合金製黒塗装となり重量が半減しているそうです。実測で約73gと非常に軽量。革ケース、ファインダー、フード、前後キャップ、いずれも綺麗な純正品が揃うレアなセット。珍品。

  • Noctilux 50mm f1 (M) E58

    11821。E58ノクチルックス。291万台。1978年製。光の乏しい環境であっても素晴らしい作画が得られる素晴らしいレンズの代表作。外観はごく僅かな擦れが見られますが、全体的にはとても綺麗な一本。ガラスも拭き傷やクモリはみられず良い状態を保っております。番号一致の元箱、純正のフードと前後キャップが付属。割れやすい純正前キャップは珍しく大変綺麗なもの。これが残っているセットは特に嬉しいですね。稀少品。

  • Henso Reporter + Arion 50mm f1.9 (L改)

    1955年製。イタリア製。ISOレポーターのHenso銘バージョン。ビット式巻上げ、専用スクリューマウント式レンズ交換。標準のArion 50/1.9、Iriar 50/2.8等の他、ベルチオのAngulor 28/3.3やAglar 80/2.5なども用意されていましたが、ほぼ幻ですね。交換レンズ使用時は、視度補正内蔵のファインダーアタッチメントごと交換します。オリジナルを損なわずにマウント改造がなされており、ライカLマウントとして存分にその描写を楽しめます。レアな純正レンズキャップもたまりません。

  • Nikon Lens Hood for Nikkor 50mm f2

    ニッコール-H オート 50mm f2用レンズフード。NIPPON KOGAKU。おにぎりマーク入り。裏側のパテント番号は省かれたタイプ。裏側の黒塗装は少々剥げていますが、全体的には程度良好です。チックマーク付のニッコールに、是非。稀少品。

  • Kodak Signet 35 Black KE-7(I)

    コダック・シグネット 35、米空軍(U.S. AIR FORCE)モデル。呼称は米陸軍通信隊(US Army Signal Corps)モデルと同じくCAMERA, STILL PICTURE KE-7(1)。1950年代の製造です。可愛らしいスタイリングに、精悍なUSAF(United States Air Force)ブラックペイント、連動距離計内蔵で44mmのエクター付と、なかなかツボを抑えた男心を刺激するカメラ。通常のボディ番号は無く、軍用コントラクトナンバーが底部のプレートに刻まれています。

  • Summicron 50mm f2 (M) Black Paint

    158万台。1958年製のズミクロン 50mm f2ブラックペイントの前期型。ブラスマウント。1957年のライカ MPブラックペイントには、もうワンロット早い番号帯が用意されていましたが、本品はライカ M3やM2ブラック・ペイント初期型の時代に製造された一本です。前玉に軽微なコーティング荒れ、中玉に薄い拭き傷が少々見られますが、コーティングは全面残っており、ガラスはスカッと抜けています。ピントも大変良好。オリジナル状態を保った稀少な一本です。珍品。

  • KE-7A Military w/ Elcan 50mm f2

    米国軍用KE-7A。ベースはライカ M4ブラッククローム。KE-7Aにはミリタリーと民生用のシビリアンがありますが、本品はトップカバー背面に米軍コードが記載されており、実際に米軍に納入された軍用モデル。純正ケース(ストラップは交換済)と本物のマニュアルの他にTIFFEN製のフードが付属します。こちらはKE-7A純正と同じくLS-39Fの刻印が入っており、パッと見は純正と瓜二つ。フードの真贋は不明ですが、エルカンフードはTIFFENが製造していた可能性もありますね。使い込まれたボディが精悍さを放っています。

  • Thambar 90mm f2.2 (L)

    TOODY。銘玉タンバール90ミリ。1937年に製造された500本のラストのシリアル番号、末尾が500のキリ番です!メートル表示。鏡胴先端部にはフード脱着に伴う塗装の剥げが見られますが、全体的にはブラックペイントの美しい質感を保つ綺麗な状態です。ガラスは前玉に薄い拭き傷が数本、後玉にガラスのヤケが見られる程度で、製造年代を考慮すれば綺麗なガラスです。専用設計のフィルター、フードもオリジナル。ライツ純正のE48 UVa、イエローフィルターも付属。

  • Angenieux 24mm f3.5 (Exakta)

    Type R51、レトロフォーカス。1957年製の初期型。レンズ構成は8群8枚。エキザクタマウント用アンジェニュー 24mm f3.5のプリセット絞りタイプ。アンジェの24mmは自動絞りのバージョンが多く、このタイプはかなり珍しいです。距離はメートル表記。最短撮影距離は40cm、フィルターサイズは62mmネジ込みです。珍品。

  • Ur-Leica Replica

    Ur(ウル)ライカは1913〜18年に、オスカー・バルナックにより3台が製作されました。1923〜24年にはプロトタイプのライカ 0(ヌル)シリーズを31台製造します。続く1925年、いよいよライツ・アナスチグマット 5cm f3.5付のライカ A型の量産が開始され、エルマックス、エルマーへと続きライカの輝かしい歴史がスタートします。本品は詳細は不明ですが、1980年頃にイタリアのAlberico Arces氏によって、僅か31台のみ製造されたUrライカのレプリカです。31台の製造台数はヌル型と同数です。

  • Som Berthiot Angulor 28mm f3.3 (L)

    仏Som Berthiot社の広角レンズ。ライカ・スクリューマウント。4群4枚構成。m表示。距離計連動。アルミ鏡胴のアンギュロール 28mm後期型です。透明感のある美しいブルー・パープルのコーティングが美しい。鏡胴は使用に伴う細かな傷や擦れがみられますが、アルミボディ特有の輝きを保っています。ごく浅い拭き傷が僅かに見られますが、アンギュロールとしてはかなり綺麗なガラスです。重量は143gと軽く、フランス製レンズらしい洒脱なデザインもまた魅力。28mmレンズながら表現力ゆたかな描写に定評があります。稀少品。

  • Rolleicord Vb Gray

    263万台。珍しいローライコードVbのグレー。シュナイダーのクセナー 75mm付。1969年代後半の製造です。ローライフレックス Tのグレーはよく見掛けますが、VbのグレイはオランダのPHILIPS社に納入されたものが知られているくらいでかなり稀少です。もちろんフルオリジナル。バックドアはTグレーとは異なりアルミ地の枠が無く黒塗装です。使用感少なく綺麗な一台。レンズは中玉に軽微なコーティング傷みが見られますが、他は綺麗なガラスです。珍品。人とはちょっと違ったモノ、ありそうでなかなか無いものが欲しい貴方に。

  • Summilux 50mm f1.4 (L) Chrome

    ライツの製品コードはSOWGE。169万台。1959年製。珍しいライカ・スクリューマウントのズミルックス 50mm f1.4 初期玉です。ズミルクス 50mmのLマウントは、バルナックユーザー向けに1960〜63年の間に僅か548本のみが供給されました。ライカ IIIfやIIIg等、バルナック・ライカに装着すると見栄えも非常に良いレンズですね。L/Mアダプターを使用すれば、もちろんMマウントカメラでも使用可能です。珍品。

  • Angenieux 75mm f1.8 Type S6

    アンジェニュー 75mm f1.8 Type S6。ライカ Mマウント非連動に改造。水彩画の様な淡いトーンでフレアまでもが美しい。珍品。

  • Perfekta

    とても綺麗なペルフェクタが入荷しました!Meyer GorlitzのTrioplan付です。非常にユニークな機構の折りたたみ式二眼レフ。戦前から数多くの中級機を製造していた独Welta社の中では、一番知名度の高いカメラでしょう。1934〜39年製。6X6判(120フィルム)。凝りに凝ったメカニズムと、工作精度の高さを感じる見事な仕上げ。本品はコレクションにも足る、非常に良いコンディションです。レンズボードを畳む時には独特の楽しさがあります。ニッケルの輝きも煌びやかな一台。ドイツ仕入物件です。稀少品。

  • Kinoptik Apochromat 100mm f2 (Alpa)

    1956年~60年の製造。プリセット絞り。キノプティック 100/2前期型。4群6枚構成のガウスタイプのアポクロマート。製造本数245本の稀少玉。アルパ用レンズの中でも超ハイスペックな一本。スタイリングも見事。本体重量は553gと軽量です。ヘリコイドはEXTENSAN側についているのでレンズヘッドが分離します。6x6をカバーするイメージサークルがあり、中判カメラ等にも流用可能。距離リングと絞りリングに擦れ、鏡胴の中程に約2cmの細いキズがありますが、かなり綺麗な外観。純正のフィルターやフードが付属します。

  • Futura S + Frilon 50mm f1.5 (L改)

    独Freiburgのフツーラ・カメラが1952~57年の短期間製造した上位機種、フツラ SとFrilon 50mm F1.5のセット。レンズは4群6枚構成、コンパクト軽量ながらF1.5の明るさを持つ優れた設計には感銘を受けます。開放ではやや甘い描写ですので、一段程度絞ったところが使い頃でしょう。オールドレンズらしいボケ味と周辺の歪みが見られ、美しい滲みの中に繊細さを持つ上品な描写が魅力です。珍しいレンズですので、しっかりと試写テスト致しました。試写館をご覧頂ければ幸いです。これまたレアな前キャップが付属。

  • Leica Pistol SCNOO Black/Chrome

    1936年登場のライカピストル。左手で軽やかに巻き上げられ、ホールド感も良くなる便利アイテムです。本品はかなり珍しいブラック&ニッケル、通称セミクローム。製造番号159000以降のライカ DII/DIII/IIIa/IIIb等に装着可能です。以前のモデルでも巻上げ軸に切り欠きを入れる改造を行えば使用できます。少々使用感はみられますが、全体的にはかなり綺麗です。装着するとお手持ちのバルナックがとてつもなくカッコよくなります。セミクロームのピストルは非常に製造数が少なく、かなりレアなアイテムです。

  • Leica M4 Black Paint

    124万台。ウッドストック・フェスティバルが開催された1969年8月に出荷された、ライカ M4ブラック・ペイント。かなり使い込まれていますが、ペイントや各部のパーツはオリジナル状態を保っています。往年相当にご活躍だったようで、指が当たる部分の黒塗りの剥げがかなり見られますが、アタリや凹みは殆ど見られず、カメラの扱いを知る写真家によって大切に使われていた事が伺えます。各部の操作感良好です。グッタペルカは長年の使用によりエッジが取れて、しっとりと手に馴染みます。美しく使い込まれた希有な一台。

  • Rectaflex Lichtenstein + Angenieux 50mm f2.9

    1956年、リヒテンシュタイン公国で作られた珍品レクタフレックス。生産台数は僅か300台と少々と言われています。海外では40.000シリーズとも呼ばれています。本品はシリアル332番ですので、恐らく終わりの方のロットでしょう。レバー巻上げ、新しいペンタプリズムデザイン、プラスチックで目に優しい接眼部など、各部改良が施されています。ルビー軸受けのスローガバナーも有名ですね。クオリティ過剰感アリアリのレクタフレックスの最終モデル。七宝のクレストも格好良いです。コレクションに是非とも。

  • Angenieux 50mm f0.95 (M改)

    アンジェニュー 50mm f0.95 Type M1。6群8枚構成の映画用レンズ。1970年頃の製造です。本品はMマウント改造品。フルサイズでは周辺部が少々ケラれます。アンジェニューらしさたっぷりの大口径ハイスピードレンズ。ピントは非常に浅いのですが、上手くハマれば大変ドラマチックな描写を見せてくれます。マニア垂涎の1本。試写館をご覧頂ければ幸いです。委託品。

  • Tessar 75mm f4.5 (L) Black Paint

    ライカ Lマウント。1920年代初め頃に製造されたテッサーをツァイスにて純正改造したものと云われています。過去にもWestlicht等の海外オークションで同じ形状の物が何本か登場しており、当店でも取扱いがございました。ある程度の本数は製造されたのでしょうが、現時点では詳細は謎に包まれています。改造された時期は1930年代半ば頃でしょうか。つくりは見事で大変しっかりした造作です。真鍮鏡胴にブラックペイントで貫禄に溢れています。ノンコート。直進ヘリコイドです。珍品。

  • Triotar 75mm f3.5 (L)

    ライカ Lマウント。1923年頃に製造されたトリオターをツァイスにて純正改造したもの。過去にもWestlicht等の海外オークションで同じ形状の物が何本か登場しており、当店でも取扱いがございました。真鍮にクロームメッキのコンパクトながら立派な鏡胴です。ライツのイエロー・フィルターが付属します。珍品。

  • Kowa Prominar 35mm f2.8 (L)

    キャベジンやバンテリンでお馴染みの興和株式会社が、1958年頃に少数製造した、ライカ・スクリューマウント式レンズ。プロミナー 100mm f2、200mm f2.8と同時に販売されました。こちらの35mmは製造本数わずか数100本と言われています。4群6枚構成。今も光学機器メーカーとして、眼底カメラやOCT(光干渉断層撮影、顕微鏡に匹敵する分解能)を製造販売しており、そのDNAは健在といえるでしょう。コンパクトな鏡胴とは裏腹に焦点を精緻に描写し、マニアの間での高い評価が納得できる実力派です。珍品。

  • Minox IIIS Black

    1954〜65年の製造。ミノックス Aの北米向き輸出モデル、ミノックス III型のシンクロ付バージョン。距離表記はfeet。アメリカでは「Private Eye」として販売されました。ブラックボディはかなり珍しい。2種類のフィルターも内蔵。接写の際には、付属のチェーンを使い距離を測ります。真鍮にブラックペイントのチェーンも黒塗り好きの心を鷲掴み。ちっちゃいながらも大変に風格溢れるカメラです。多少の使用感は見られますが、アタリや凹み等はありません。各部の作動快調です。コレクションにも。珍品。

  • Biotar 42.5mm f2 (Contax)

    ビオター 4.25cm f2、クローム。1937年製。実際の焦点距離は42.5mmながら初期のモデルは4cmの表記でしたが、途中から4 1/4cm表記と変更に。4群6枚構成。距離はfeet表記。Contax II型の時代の製品。ツァイスイコンが解体された1945年までの間に、約360本が製造されました。カメラに装着すると非常に格好の良いレンズ。描写は正にオールドレンズ。開放では周辺はかなり流れ、甘めの描写ですが、中心部の解像力は見事です。試写館をご覧頂ければ幸いです。作例は絞り開放です。珍品。

  • Rectaflex 1000 + Angenieux 50mm f1.8

    コンタックス Sと共にペンタプリズムを装備した世界初の一眼レフ、レクタフレックス。こちらは1949年9月に発売、1950年後半まで製造されたモデル1000。アンジェニュー 50mm f1.8 S1付で販売され、コード名はSTAREAS。古今東西数多あるカメラの中でも、さすがのMade in Italy、秀逸なボディ・デザインです。ボディやレンズのバリエーションに富み、コレクター心を大いに刺激します。付属のアンジェニューは中期型で、アルミが多用されたやや軽量なタイプ。枯れた色合いに褪色して雰囲気満点です。

  • Bausch & Lomb Baltar 100mm f2.3 (M42改)

    19世紀の半ば、二人のドイツ移民が米国で創設したボシュロム社は、近年ではコンタクトレンズ・メーカーとして知られていますが、眼鏡の製造から始まり顕微鏡や測距機、映写機、写真用レンズ等、多岐に渡り手を広げていきました。プラナーやトポゴン等のツァイス・レンズをOEM生産していた事もあるそうです。本品は戦後に製造された同社の映画用レンズ。試写結果良好、発色・カラーバランスも良く、絞り開放から大変シャープで、立体感のある描写です。特に3〜10m付近の描写が大変良いように感じます。試写館をご覧頂ければ幸いです。

  • Fujinon 50mm f1.2 (L) Black

    フジノン 50mm f1.2、ライカ・スクリューマウント。1954年の発売。最初期は白鏡胴、本品は後期型の黒鏡胴です。feet表記。4群8枚構成のゾナータイプです。ズノー 50mm f1.1から始まり、ヘキサノン 60mm f1.2、ニッコール 50mm f1.2、マイナーなところではレオノン 50mm f1.2などと並んで、国産大口径レンズ競争の真っ只中に登場したレンズ。フィルター径は58mm。珍しい「FUJINON」前後ロゴ入りキャップが付属します。

  • Hugo Meyer Primoplan 100mm f1.9 (M42改)

    Hugo Meyer製プリモプラン 100mm f1.9。1938年頃製。4群5枚構成、エルノスター型の発展型レンズ。m表示。ノンコート。エキザクタ 66用のレンズをM42マウントに改造。とても丁寧な仕事で、一見純正レンズの様な仕上がりです。戦前ノンコート・レンズなので逆光にはやや弱くフレアが出がちですが、条件が合えば非常に面白い描写を魅せてくれます。同じプリモプランでも100mmは非常に少なく、またフーゴ・マイヤー銘は稀少です。

  • Tropen Summar 50mm f2 (L)

    1938年、及び1942年に、熱帯地方向けに供給された珍品ズマール。通常のズマールは4群6枚構成ですが、本品は前玉にもう一枚レンズが追加され、7枚構成です。通称トロピカル(またはトロッペン)・ズマール。通常のズマールより鏡胴の長さがやや長くなっています。また、前玉に固い硝材が使われているようで、通常のズマールと比べ前玉の傷が少ない個体が多いのも特徴の一つでしょう。ライツの製品コードはTROPEN、42214(通常のズマールは42134)。珍品。委託品。

  • Kodak Signet 35 US Army KE-7

    コダック・シグネット 35、米陸軍通信隊モデル。KE-7 (1)。1950年代の製造です。可愛らしいスタイリングに、精悍なブラックペイントとオリーブドラブの貼り革コンビ、連動距離計内蔵で44mmのエクター付と、なかなかツボを抑えたカメラです。通常のボディ番号は無く、軍用コントラクトナンバーが底部のプレートに刻まれています。軍用シグネットとしてはかなり綺麗で、申し分の無いコンディションだと思います。

  • Leica M4 Black Chrome Midland

    138万台。1974年製。カナダ製ライカ M4 ブラック・クローム、MIDLAND CANADA刻印です。シリアル番号もカナダ製の番号帯、各部の外装パーツもオリジナル。数年前にライカ純正の前後シャッター幕を使用してのフルOHが施されています。巻き上げの感触や、シャッター音、ファインダーの抜け具合などもM4としては申し分なく、とても気持ちよく仕上がっています。最近まで当店のお客様が実用されていた一台で、安心して実戦投入して頂けます。珍品。

  • Leica A Early

    ライカ A型の初期に僅かに見られる貴重な矢羽根付モデル。シリアル4000番台。1926/27年製。メートル表記の旧エルマー、旧字体、マッシュルームレリーズボタン、かんぬきタイプの底蓋、粗シボのグッタペルカ、背の低い巻き戻しノブ、段付のレンズ基部他、各部オリジナルを保っています。矢羽根は昔から人気があり後から刻印された個体も散見されますが、本品は両ノブともにオリジナルです。他のパーツも当時のままの稀少な一台。手にしっとり馴染み、ニッケルの鈍い輝きは眺めているだけで心安らぎます。撮ればその写りも第一級。

  • Elmarit-C 40mm f2.8 (M)

    ライツの社内コードは11541。1973年製。3群4枚構成。当初、ライツにてライカ CL用標準レンズとして開発されたレンズですが、ミノルタの要請でSummicron-C 40mm f2へと変更されたと言われています。製造数は僅か500本程度。一般販売には至らなかったのでライツで社内配布されたそうです。ズミクロン-C 40mmより更に短い全長。解像力の高さとやわらかさが同居するレンズで、美しく優しい描写が楽しめます。迫って、引いて撮れる40mmの絶妙な画角と軽量・コンパクトさで、スナップには絶好の一本です!

  • Janua

    イタリア、San Giorgio社製。1949年頃。レンズはヤヌア専用のバヨネット・マウントで、厳密にはライカ・コピーとは言えませんが、ライカ型カメラの中でも傑出したスタイル。長基線長連動距離計内蔵の一眼式ファインダー、光学式露出計、一軸不回転シャッターダイヤル、セルフタイマー、バヨネット式レンズ交換などなど、同時代のライカと比べても機構は盛りだくさん。イタリア人設計者の心意気を感じます。交換レンズはほぼ幻ですね。さすがのイタリアン・デザイン、ロゴもボディの造形も見事です。珍品。

  • Canon VI-T Black Paint + 50mm f1.2 Black

    1958〜60年の間に製造された、キヤノン VI-Tの稀少ブラックペイント・バージョン。専用のブラック仕様のキャノン 50mm f1.2レンズ付。底部にトリガー巻き上げが付いた精悍なルックスのボディです。f1.2の黒レンズは珍しくクモリも見られず綺麗です。吊り環付近には擦れが見られます。各部の作動快調。キヤノンのレンジファインダー機各モデルにもブラックペイントは見られますが、この組み合わせが一番スタイリッシュでしょう。プロフェッショナルな雰囲気を漂わせています。珍品。

  • Nikon S2 Black Paint + Nikkor 50mm f1.4

    ニコン S2後期型ブラックペイント。619万台。もちろんフル・オリジナルです。ボディの角部にペイント剥げ、底蓋にごく薄いアタリが一箇所見られますが、全体的にはかなり良いコンディション。大変に雰囲気の良い一台です。距離計像はごく僅かに縦ズレが見られます(別途整備承ります)。レンズ前玉には軽微な拭き傷が数本見られます。ほど良く露出した地金がたまならく格好の良い一台です。委託品。

  • Nikon S2 Black Paint + Nikkor 50mm f1.4

    617万台。黒塗り好き垂涎のニコン S2ブラックペイント前期型です。クロームのパーツが僅かに増えたS2ペイント後期型と比べると、前期型は黒塗り部分がより多く、ペイントのありがたみも5割増し、非常に精悍な印象です。黒塗りもかなりしっかりと残っており、オリジナル状態を保っています。ボディと先黒レンズの時代も合っており、コレクションにも好適です。珍品。

  • Leica M8 Black Special

    10701S。ライカ M8 ブラック・スペシャル。ボディは後継機のM8.2と同じブラックペイント、シャッター周りやフレームセレクター等はクローム仕上げに特別仕様。中身は根強い人気のあるライカ M8。M9やCMOSとなったM(Typ240)とは一味違う、コダックセンサー特有のアナログ感のある写りが魅力的です。IRフィルターが薄いため、手持ちで赤外線写真が撮影できる数少ないデジタルカメラでもあります。シャッタースピードは1/8000まで。トップカバーにバッテリーとSDカードの残量が表示されるのもM8ならでは。

  • Summilux 50mm f1.4 (L)

    SOWGE。169万台。1959年製。ズミルックス 50mm f1.4のライカ・スクリューマウント。初期玉。ズミルクス 50mmのLマウントは、バルナックユーザー向けに1960〜63年の間に僅か548本のみが供給されました。ライカ IIIfやIIIg等、バルナック・ライカに取り付けると非常に見栄えの良いレンズですね。L/Mアダプターを使用すれば、もちろんMマウントカメラでも使用可能です。純正の薄型E43 UVaフィルター純正前後キャップが付属します。珍品。

  • Nikkor 50mm f1.1 (L)

    ニッコール 50mm f1.1、ライカ・スクリューマウント。1956年の発売。6群9枚構成。feet表示。ニコン Sマウントは内爪、外爪合わせて2500本程度が製造されましたが、Lマウントは製造本数200本程度の大変稀少なレンズです。見事なつくり。重量は458g。珍品。委託品。

  • Memox

    仏Alsaphot社製。1954年頃の製造です。24X36mm判(35mmフィルム)。フランス製の可愛い目測式カメラです。ダブルマガジン方式(通常のパトローネが使用可能です)。レンズはボワイエのトパーズ 35mm f3.5。2018年9月にピント調整、シャッター整備他を行いました。レンズには少々ホコリが見られますが、フレンチカメラとしてはかなり良いガラス。外観も綺麗。フランス仕入れ物件です。珍品。

  • Henso Reporter + Arion 50mm f1.9 (L改)

    1955年製。イタリア製。ISOレポーターのHenso銘バージョン。独HENSOLD社向けに出荷されました。ビット式巻上げ、専用スクリューマウント式レンズ交換。標準のArion 50/1.9、Iriar 50/2.8等の他、ベルチオのAngulor 28/3.3やAglar 80/2.5なども用意されていましたが、入手はほぼ夢。交換レンズ使用時は、視度補正内蔵のファインダーアタッチメントごと交換します。オリジナルを損なわずにマウント改造がなされており、ライカLマウントとしても楽しめます。ケースはISO銘。

  • Ensign Autorange 820

    英国の名門Houghton社製の6X9判カメラ。1955年頃製。ベッサ IIや、スーパー・イコンタ等と共にスプリングカメラ時代の終わり頃の最高級機。非常に凝った作りと精鋭描写のAPOレンズで昔から人気のあるカメラです。ボディ、レンズ共になかなか綺麗。2018年9月にOH済。ファインダーの見え味クリア、レンズも綺麗、シャッターの作動も快調です。稀少品。

  • Skopagon 40mm f2 (Bessamatic)

    フォクトレンダーの一眼レフ、ベッサマチック用の準広角大口径レンズです。1961年の発売。6群9枚構成のレトロフォーカス・タイプ。戦後フォクトレンダーの全盛期らしい、重量感のある堂々たるつくりです。発売当初は大変高価であまり売れず、現在ではレアなレンズに。フィルター径は54mmかぶせでSepton 50mm f2と共用、または汎用の52mmねじこみです。ドイツ仕入物件です。

  • Angenieux 50mm f0.95 (M改)

    アンジェニュー 50mm f0.95 Type M1。6群8枚構成の映画用レンズ。1960年製。宮崎光学さんにてライカ Mマウントに改造が施されています。フルサイズですと周辺部が少々ケラれます。大変ピントの浅いレンズですが、撮影条件によっては大変ドラマチックな描写を見せてくれます。試写結果良好、試写館をご覧頂ければ幸いです。委託品。

  • Leica M2 Black Paint

    109万台。1964年8月4日に出荷された、オリジナルのライカ M2ブラック・ペイント後期型。稀に見る美しい個体です。吊り環と巻き上げレバーの端部に極小のペイント落ち、底蓋にごく僅かにあぶくが出ている他は、ブラックペイントも未だマットな質感を保っています。各部のパーツもオリジナルで、申し分ありません。得難いコンディションです!委託品。

  • Chiyoca IIf + Hexar 50mm f3.5

    日本のチヨカ・カメラ社が1954年頃に製造したチヨカ IIf、セカンドバージョン。スローシャッター付。機構的にはライカ DIIIに近いモデル。視度補正付です。底蓋にごく薄い擦れ傷が一本見られる他は、ボディ、レンズ共に使用感見られず、とても綺麗な一台です。クロームメッキの輝きも美しい。国産の中堅ライカ・コピー機で、これほど良いコンディションを保っている個体は稀だと思います。