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Summicron 35mm f2 (M) Black Paint
174万台。1960年製。8枚玉。カナダ製。最短0.7m。鏡胴に僅かな擦れが見られますが、ブラッククロームも美しく黒いまま。ガラスは拭き傷やクモリも見られずとてもクリアです。OH済。本品は鏡胴に「LENS MADE IN CANADA」と刻印が入った非常に珍しい一本です。
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Simlar 50mm f1.5 (L)
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Makro-Plasmat 75mm f2.7 (L改)
VP Exakta用。珍品。ライカ・スクリューマウント、距離計連動に改造済。描写良いです。 試写館をご覧頂ければ幸いです。
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Xenon 50mm f1.5 (L)
ダルマクセノン、後期型。ライツ・クセノンとはレンズ構成が異なり、後玉3枚は貼り合わせです。外観、ガラス共にこのレンズとしてはとても綺麗です。
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Hugo Meyer Plasmat 90/1.5 (M42改)
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Summilux 35mm f1.4 (M3) Black
11871。221万台。1966年製のズミルックス 35ミリ 2ndの初期、ストッパー付です。ライカ M3用メガネ付で最短撮影距離は65cm。一歩寄れるのが大きなアドバンテージ。メガネの枠、ストッパー部はブラックペイント。絞り開放付近では甘く、美しいフレアを伴う特有の個性的な描写をお楽しみ頂けます。シリアルナンバー一致の元箱とLeitz N.Y.のImport Certificateが付属する貴重なセット。ストッパーのペイントもしっかり残っており、大変コンディションの良い個体です。コレクションにも!
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Duflex
1949年頃の製造。ハンガリーGamma社。1970年頃まで西側諸国に存在を知られていなかった、非常に珍しいカメラです。世界初のクイックリターン・ミラー、半自動絞り、35/50/90mmブライトフレーム入りファインダー、バヨネット式レンズ交換などを採用。35mmSLRとして最初に金属幕シャッターを採用など、備わった機構は非常に先進的。クラシックカメラ専科61号、小林泰人氏の寄稿に詳しく解説されています。本品は氏の分類によると後期型、レンズも後期型にあたるGammar付。製造台数450台程度の珍品。委託品。
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Xenon 50mm f1.5 (L)
シュナイダー製。ライカスクリューマウント。ダルマクセノン。ファット・クセノンとも呼ばれる稀少レンズ。1947〜48年頃の製造と言われていますが、通常のライツ・クセノン(ズマリットの前身モデル)とはレンズ構成も異なり、謎の多いレンズです。後玉が3枚貼り合わせの4群6枚構成です。一部のエレメントに淡いコーティングが施されています。珍品。
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Summar 50mm f2 (L) Rigid Chrome
ライツのコードはSUMAR。沈胴タイプはSUMUS。16万台。ズマールの固定鏡胴、通称ヒョットコズマール。本品は珍品のクローム鏡胴。1933年9月26日にウィーンの代理店へ出荷された一本です。往時のライツでは、初期の固定鏡胴から沈胴への純正改造も受けていたそうです。距離表記はメートル。レアなひょっとこズマールの中でも、クローム鏡胴は製造本数わずか246本と言われ、オリジナルで状態の良い物は大変に少ない。本品は外観、ガラス共に申し分の無いコンディションです。
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Summicron 35mm f2 (M) Black Paint
ズミクロン 35mm f2、ブラックペイント。8枚玉。レッドスケール。カナダライツ製造。
製造番号165万台、1959年製です。マウントリングはクローム。ストッパーはペイント。
とても綺麗な一本です。
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Wrayflex Ia + Unilite 50mm f2
英国ロンドンの老舗光学メーカー、Wray社が1954年に発売した一眼レフカメラ。戦後の短期間イギリスでは風変わりなカメラが次々と製造されましたが、このレイフレックスも大変ユニークな一台。本品は画面サイズが一般的なライカ判となり、シューが付いたIa型で、製造数は約1600台と言われています。レンズは41mmの独自マウント。決して使い易いカメラとは言えませんが、イギリス製品らしい秀逸なデザイン、外装の質感は高く、操作時の感触も良好で、コレクションに加えたい一台です。カメラヒラノの底ケースが付属します。委託品。
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Filotecnica Gamma 90mm f4 (L)
イタリアはミラノのフィロテクニカ社の望遠レンズ、ガンマ 90ミリ。3群3枚構成のトリプレット。Filotecnicaはレクタフレックス用のレンズなどで知られますが、ライカ・スクリューマウントは非常にレア、この90mmは初めて見ました。欧州のコレクターさんを拝み倒して3年越しにようやく入手。付属のキャップ、フード、ケースは非常に手の込んだ造りで、まさにイタリアならではの仕上がりです。ケースに至ってはシリアル番号の刻印入り。眺めているだけでも心躍るセット。アルミを多用し、重量は191gと大変軽量。超珍品。
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Officine Galileo Ogmar 90mm f4 (L)
コンドルなどのライカ型カメラやレクタフレックス用レンズで知られる、伊オフィチーネ・ガリレオ製のライカLマウントレンズ、オグマー 90ミリ。3群4枚構成。キャップの「Gamma Roma」の刻印からイタリア製ライカ・コピー機のガンマ用に製造されたと思われます。エルマー 90mmと同じサイズ感ながら、重量391gとズシリと感じる見事なつくり。美しいクロームと黒塗りのツートンのデザインはさすがイタリア製、実に洒脱なルックスです。大変立派な前後純正キャップと元箱も揃った得難いセット。当店欧州仕入れ物件。珍品。
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Xenon 50mm f1.5 (L)
シュナイダー製。ダルマクセノンの後期型。ライツ・クセノンとはレンズ構成が異なり、後玉が3枚貼り合わせの4群6枚構成。ツァイスのゾナー50mm f1.5にも似たレンズ構成です。淡いペールブルーのコーティングが印象的です。鏡胴は先端部に僅かなペイント落ちと、絞りや距離リングに使用感が少々見られますが、かなり綺麗な外観と言えるでしょう。前玉に拭き傷がやや多いのが惜しまれますが、このレンズにありがちな後玉のバルサム切れはみられません。稀少品。
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Summilux-M 35mm f1.4 (M) Aspherical
11873。346万台。ノクティルックス 50mm f1.2に続き、非球面レンズが採用された初代35mm f1.4アスフェリカル。通称AA(ダブルエー)。5群9枚構成で、2群目と5群目に非球面レンズが使われています。製造が困難で生産が追いつかず、わずか数年で終了しました。製造番号から調べると本品は1988年製。1990年のフォトキナで発表されたレンズですが、発表後の販売に応える本数を作り上げるまでの道のりが険しかったのでしょうか。店先での試写テストでもさすがの実写結果でした。委託品。
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Orthostigmat 35mm f4.5 (L)
ドイツのSteinheil社製ライカ・スクリューマウントレンズ。4群6枚構成、オルソメーター型。f値は暗めで周辺落ちしますが、シャープな描写と穏やかなトーンで雰囲気ある画が撮れる良いレンズ。いわゆる「ミッキーマウス」と呼ばれる耳のように生えた距離調節のノブがとても愛らしいデザインです。本品はファインダー、レンズ共に珍しいUS-ZONEの刻印付。ファインダーは3.5cmに加えて5cmの刻印がある大変珍しいタイプ。初めて見ました!
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Leitz Tripod Head FIAKU Nickel
最初期のライツ小型雲台。太ネジ。ニッケルメッキ。ライツの刻印はありませんが、疑いなくライツのつくりです。軽い締め付けでビシっと止まる。ライカ A型旧エルマーの頃の製品と思われますが、もしかするとアナスチグマットやエルマックスの時代ともかぶるかも。ニッケルメッキには少々浮きが見られます。かなりの珍品です。
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Nikkor 35mm f1.8 (S) Black Paint
W-ニッコール 35mm f1.8、ニコン Sシリーズ用。本品はごく少数製造されたブラックペイント・バージョン。
ニコン Sマウントのニッコール 35mmの絞りリングは、通常クロームメッキですが、本品はブラックペイント。 それだけの違いですが見た目の印象は大きく変わり、より精悍な雰囲気に。ニコン S2やS3、SPのブラックペイントにさぞかし似合うことでしょう。
レンズ構成は5群7枚、距離表記はfeet。1956年9月発売。当時、世界で最も明るい広角レンズでした。
シリアル番号から察するに、製造本数は多くとも80本程度と思われます。珍品。
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Alpa 11si Black + Macro-Switar 50mm f1.9
最終型にして一番人気のモデル、アルパ 11si。使いやすく信頼性も高いモデル。マクロ・スイター 50mm f1.9付。本品は知己のヨーロッパのコレクターがピニオン社に直接注文し購入、当店にやって来るまでの40年間ワンオーナーだった、正にコレクター向け物件。ボディ、レンズの保証書の発行日は1980年3月。前モデルの11elの露出計を改良したモデルですので、マニュアルは11elと11si補足版が付属します。レアな純正ストラップ・ラグ付で、ケース無しで撮影が楽しめます。当時から高価で高性能、ザ・旦那カメラ。
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Sonnar 85mm f2 (Exakta)
大変珍しいキネ・エキザクタ用ゾナー 85mm f2。204万台。1937年製。メートル表示。コーティング有。真鍮にクロームメッキの鏡胴。コンパクトながら重量感タップリ。出現頻度から推測するに、100本も製造されていなのではないかと思われる稀少なレンズです。
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Leica M3J Black Paint
10330。ライカ M3Jブラックペイント。ライカ MPがベースの限定品です。
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4ブラックペイント最初期モデル。1181xxx。本個体は1967年7月に主にプロ向けに僅か500台のみ製造されたM4黒ファーストロット。そのロットの中でも50台未満程度の製造と推測される、セルフタイマー、フレームセレクターを止めるビスがカニ目ではなく真鍮地にペイントが施された、通称ノーノッチと呼ばれるレアモデル。また、巻戻しクランクは全て真鍮製の初期仕様であると共にRや矢印の文字刻印の白入れが無く、あの木村伊兵衛が愛用したM4黒塗りと全く同じ仕様です。後世に伝えたい1台。コレクター放出品。珍品。
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Leica M2 Black Paint
103万台。ライカ M2ブラック・ペイント、後期型。1961年8月に出荷された一台。本品はブラックペイントの剥げやあぶくの出具合もほど良く、雰囲気抜群の個体です。ファインダー・アイピースの左上とLeicaロゴの上にごくごく小さなアタリが見られますが、他は目立った凹みなども無く、ライカ M2黒としてはかなり良いコンディションでしょう。ライカを知るオーナーに丁寧に使われてきた印象をビシバシ受ける一台。当店ヨーロッパ買い付け物件です。
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Rolleiflex Original
1928年発売。記念すべきローライフレックス 6x6判のオリジナルモデルであると同時に、二眼レフの元祖であり、カメラ史の記念碑的なモデル。ローライドスコープを縦型にした構造です。ファインダー・レンズは、Heidoscop 75mm f3.1。本品はf3.8レンズ付、大変に綺麗な一台です。現存数は比較的多いカメラですが、ここまで綺麗な個体の入荷は当店でも10年以上振りです。オリジナルのままのキャップと黒糸が泣かせます。ドイツ買い付けの一台。母国で大切にされて来ました。得難いコンディション、コレクションにも!
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Micro-Nikkor 50mm f3.5 (L)
1956年の発売。4群5枚構成。ニコンの35ミリ用で初めてマイクロ・ニッコールの名を冠したレンズです。距離計は1mから連動し、そこから更に繰り出すことで45cmまで接写可能です。300l/mmもの解像度を持ち、現代でも十分通用する性能を誇ります。ニコンRFとライカ用あわせて1200本程度しか製造されず、そのうちライカ用は300本に満たないと言われています。本品は昨日工場から出荷されたばかりの様な美しさ。特に鏡胴部のメッキは使用感が無く、沈胴させるのが憚れます。得難いコンディションです!珍品。
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Nikon S3 Olympic Black Paint
632万台。1964年製。オリジナルのS3発売の7年後に再販されたモデルです。通称ニコン S3オリンピック。再生産型とも呼ばれます。チタン幕シャッター。距離指標はメートルです。標準装備のオリンピック・ニッコール 50mm f1.4は新設計の5群7枚構成。トップカバーのカドに軽微な擦れ、底蓋に黒塗装浮きと使用感が見られますが、厚みのあるペイントもしっかり残っており、なかなか良いコンディションです。各部オリジナル状態を保った一台、近年の復刻版に無い精悍さを感じます。
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Leica IIIg Swedish Military + Elmar 50mm f2.8
スウェーデン軍用のライカ IIIg。ブラックペイント。製造番号は98795x。ボディ、レンズ共にスリークラウン付。
スウェーデン軍用IIIgボディは、シリアル番号987901〜988025、わずか125台の製造です。
珍品。本物。
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Hansa Canon
1936年に近江屋写真用品から同社ブランド名で発売された量産市販型キヤノン。本品はレンズマウント番号が500番台の初期モデル。ライカを範としていまますが、八角ボディ、全面のコマ数計など独自の機構を採用。特徴的なポップアップ式ファインダーにちなんで生まれた愛称が『ビックリ函』。レンズマウントは独自マウントで、残念ながら交換レンズが発売されることはありませんでした。底蓋に擦れと小傷、トップカバー背面に僅かに使用感がみられますが、メッキの輝きも美しく、かなり綺麗なコンディションと言えるでしょう。委託品。
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Nikon S3 Black Paint + Nikkor 35mm f1.8
ニコン S3ブラックペイント。布幕シャッターの初期型。後のニコン S3再生産型オリンピックモデルとは異なります。僅か50台と200台の2ロットのみ計250台が生産され、こちらは200台のロットのうちの1台です。当時35ミリレンズと共に報道用に供給され、殆どが酷使され廃棄されてしまったらしく、殆ど見かけることがありません。非常に使い込まれており、凄みを感じるコンディション。プロが使っていたと思われる使用感です。ブラックペイントの剥がれから見える真鍮の地金が歴戦のカメラであることを物語る一台です。珍品。
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Ducati Sogno Per Collaboratore
シングルデスモや750SS等、数々の名車を送り出してきたイタリアDucati社が1950年前後に製造していた35mmハーフ判カメラ、デュカティ・ソーニョ。本品は「PER COLLABORATORE」「NON CEDIBILE」刻印入り。従業員向けに数百台のみ配布されたモデルです。本品は外観、作動共に良好、実用にもコレクションにも好適な一台です。ソーニョは連動距離計内蔵、レンズ交換式の上位モデル。小さなボディに視度補正まで付いちゃってます。触れるほどに緻密さが伝わってくるイタリアン・カメラの珠玉。委託品。
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Miranda T Black Paint + Zunow 50mm f1.9
ミランダ Tに1/1000シャッターを追加した、T-II型のブラックペイントボディ。非常に珍しい一台です。本品は巻き戻しノブが後のクランク型に改造されたモデル。同じタイプが日本カメラ博物館にも所蔵されています。黒塗りモデルは報道向けにわずかに供給されたとも言われているので、これでオリジナル状態だと思われます。付属レンズはズノー 50ミリ f1.9。大変雰囲気のある一台です。珍品。
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Angenieux 50mm f1.5 (M42)
アンジェニュー Type S21前期型。1953年製。4群6枚のダブルガウス型。開放付近の美しい滲みと色気漂う妖艶な描写が心を打つ1本。素晴らしいデザインの鏡胴はフードを兼ねたようなつくり。絞りこむとやわらかさを残しつつもシャープな描写がお楽しみ頂けます。外観はかなり使い込まれておりますが、ガラスの状態はなかなか良いです。美しい淡い青のコーティングもしっかりと残っています。コンディションの見合った雰囲気の良い純正前キャップが付属。当店フランス仕入れ物件。距離指標はもちろんメートル表記です。
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Noctilux 50mm f1.2 (M)
ライツの製品コードは11820。225万台。ノクティルックス 50mm f1.2の前期型。非球面レンズを採用。独自の描写により新しい世界観を切り開いたレンズ界のレジェンドと呼ぶべき存在。鏡胴の使用感はわずかで、美しいブラッククロームは当時の輝きを維持しております。中玉にコーティングの傷みがみられますが、ガラスは気持ちよくスカッと抜けております。試写結果も大変良好でした。実に素晴らしいつくりの専用12503フード、シリーズ7フィルター、純正前後キャップが付属。珍品。
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Topogon 25mm f4 (Contax)
戦後Carl Zeiss Jena製、コンタックス用のトポゴン 25ミリ。ハイペルゴンのメニスカスレンズ設計を基礎とした対称構造の4群4枚構成。m表記。距離計には非連動ですが、35mmカメラ用で唯一トポゴンの描写が楽しめるモデルでもあります。ゲルツ社で活躍したRichter博士により生み出された超広角レンズは、本来は航空写真が開発目的だった模様です。非常にRがキツく小さなガラスですので、製造はさぞかし困難を極めたようです。大切に取り扱いたいレンズですね。珍品。
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Nikkor 25mm f4 (S)
Wニッコール 25ミリ f4後期型。コンタックス用トポゴン 25ミリf4に続いて登場、1953年の発売当時は35mm判カメラ用として世界一の広画角を誇ったレンズ。レンズ構成もトポゴンタイプ。メニスカスレンズを対称に組み合わせた4群4枚構成。歪曲収差はみられず、開放では程よい柔らかさを伴った明瞭な像を結びます。前期のクローム仕上げから、後期は軽合金製黒塗装となり重量が半減しているそうです。実測で約73gと非常に軽量。革ケース、ファインダー、フード、前後キャップ、いずれも綺麗な純正品が揃うレアなセット。珍品。
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Noctilux 50mm f1 (M) E58
11821。E58ノクチルックス。291万台。1978年製。光の乏しい環境であっても素晴らしい作画が得られる素晴らしいレンズの代表作。外観はごく僅かな擦れが見られますが、全体的にはとても綺麗な一本。ガラスも拭き傷やクモリはみられず良い状態を保っております。番号一致の元箱、純正のフードと前後キャップが付属。割れやすい純正前キャップは珍しく大変綺麗なもの。これが残っているセットは特に嬉しいですね。稀少品。
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Henso Reporter + Arion 50mm f1.9 (L改)
1955年製。イタリア製。ISOレポーターのHenso銘バージョン。ビット式巻上げ、専用スクリューマウント式レンズ交換。標準のArion 50/1.9、Iriar 50/2.8等の他、ベルチオのAngulor 28/3.3やAglar 80/2.5なども用意されていましたが、ほぼ幻ですね。交換レンズ使用時は、視度補正内蔵のファインダーアタッチメントごと交換します。オリジナルを損なわずにマウント改造がなされており、ライカLマウントとして存分にその描写を楽しめます。レアな純正レンズキャップもたまりません。
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Nikon Lens Hood for Nikkor 50mm f2
ニッコール-H オート 50mm f2用レンズフード。NIPPON KOGAKU。おにぎりマーク入り。裏側のパテント番号は省かれたタイプ。裏側の黒塗装は少々剥げていますが、全体的には程度良好です。チックマーク付のニッコールに、是非。稀少品。
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Kodak Signet 35 Black KE-7(I)
コダック・シグネット 35、米空軍(U.S. AIR FORCE)モデル。呼称は米陸軍通信隊(US Army Signal Corps)モデルと同じくCAMERA, STILL PICTURE KE-7(1)。1950年代の製造です。可愛らしいスタイリングに、精悍なUSAF(United States Air Force)ブラックペイント、連動距離計内蔵で44mmのエクター付と、なかなかツボを抑えた男心を刺激するカメラ。通常のボディ番号は無く、軍用コントラクトナンバーが底部のプレートに刻まれています。
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Dallmeyer Dallac 85mm f2 (L)
ダルメーヤー社製。4群6枚のガウスタイプ。1940年代後半の製造です。当時のカタログによると、Dalrac 135mm f4.5と共にライカ・スクリューマウント用として単体販売されていました。当時のウリは「ダルコート」と「軽量金属鏡胴」そして高解像力。重量は368g。ブルー・パープルのダルコートが美しいこのダラック 8.5cmは、ごく少数が生産されたのみで、近年ではなかなか見掛けないレンズに。クック&パーキンス製のアルミ鏡胴も良い作りで、英国の製品らしく端正なデザイン。珍品。
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Summicron 50mm f2 (M) Black Paint
158万台。1958年製のズミクロン 50mm f2ブラックペイントの前期型。ブラスマウント。1957年のライカ MPブラックペイントには、もうワンロット早い番号帯が用意されていましたが、本品はライカ M3やM2ブラック・ペイント初期型の時代に製造された一本です。前玉に軽微なコーティング荒れ、中玉に薄い拭き傷が少々見られますが、コーティングは全面残っており、ガラスはスカッと抜けています。ピントも大変良好。オリジナル状態を保った稀少な一本です。珍品。
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KE-7A Military w/ Elcan 50mm f2
米国軍用KE-7A。ベースはライカ M4ブラッククローム。KE-7Aにはミリタリーと民生用のシビリアンがありますが、本品はトップカバー背面に米軍コードが記載されており、実際に米軍に納入された軍用モデル。純正ケース(ストラップは交換済)と本物のマニュアルの他にTIFFEN製のフードが付属します。こちらはKE-7A純正と同じくLS-39Fの刻印が入っており、パッと見は純正と瓜二つ。フードの真贋は不明ですが、エルカンフードはTIFFENが製造していた可能性もありますね。使い込まれたボディが精悍さを放っています。
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Thambar 90mm f2.2 (L)
TOODY。銘玉タンバール90ミリ。1937年に製造された500本のラストのシリアル番号、末尾が500のキリ番です!メートル表示。鏡胴先端部にはフード脱着に伴う塗装の剥げが見られますが、全体的にはブラックペイントの美しい質感を保つ綺麗な状態です。ガラスは前玉に薄い拭き傷が数本、後玉にガラスのヤケが見られる程度で、製造年代を考慮すれば綺麗なガラスです。専用設計のフィルター、フードもオリジナル。ライツ純正のE48 UVa、イエローフィルターも付属。
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Angenieux 24mm f3.5 (Exakta)
Type R51、レトロフォーカス。1957年製の初期型。レンズ構成は8群8枚。エキザクタマウント用アンジェニュー 24mm f3.5のプリセット絞りタイプ。アンジェの24mmは自動絞りのバージョンが多く、このタイプはかなり珍しいです。距離はメートル表記。最短撮影距離は40cm、フィルターサイズは62mmネジ込みです。珍品。
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Ur-Leica Replica
Ur(ウル)ライカは1913〜18年に、オスカー・バルナックにより3台が製作されました。1923〜24年にはプロトタイプのライカ 0(ヌル)シリーズを31台製造します。続く1925年、いよいよライツ・アナスチグマット 5cm f3.5付のライカ A型の量産が開始され、エルマックス、エルマーへと続きライカの輝かしい歴史がスタートします。本品は詳細は不明ですが、1980年頃にイタリアのAlberico Arces氏によって、僅か31台のみ製造されたUrライカのレプリカです。31台の製造台数はヌル型と同数です。
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Som Berthiot Angulor 28mm f3.3 (L)
仏Som Berthiot社の広角レンズ。ライカ・スクリューマウント。4群4枚構成。m表示。距離計連動。アルミ鏡胴のアンギュロール 28mm後期型です。透明感のある美しいブルー・パープルのコーティングが美しい。鏡胴は使用に伴う細かな傷や擦れがみられますが、アルミボディ特有の輝きを保っています。ごく浅い拭き傷が僅かに見られますが、アンギュロールとしてはかなり綺麗なガラスです。重量は143gと軽く、フランス製レンズらしい洒脱なデザインもまた魅力。28mmレンズながら表現力ゆたかな描写に定評があります。稀少品。
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Rolleicord Vb Gray
263万台。珍しいローライコードVbのグレー。シュナイダーのクセナー 75mm付。1969年代後半の製造です。ローライフレックス Tのグレーはよく見掛けますが、VbのグレイはオランダのPHILIPS社に納入されたものが知られているくらいでかなり稀少です。もちろんフルオリジナル。バックドアはTグレーとは異なりアルミ地の枠が無く黒塗装です。使用感少なく綺麗な一台。レンズは中玉に軽微なコーティング傷みが見られますが、他は綺麗なガラスです。珍品。人とはちょっと違ったモノ、ありそうでなかなか無いものが欲しい貴方に。
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Summilux 50mm f1.4 (L) Chrome
ライツの製品コードはSOWGE。169万台。1959年製。珍しいライカ・スクリューマウントのズミルックス 50mm f1.4 初期玉です。ズミルクス 50mmのLマウントは、バルナックユーザー向けに1960〜63年の間に僅か548本のみが供給されました。ライカ IIIfやIIIg等、バルナック・ライカに装着すると見栄えも非常に良いレンズですね。L/Mアダプターを使用すれば、もちろんMマウントカメラでも使用可能です。珍品。
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Angenieux 75mm f1.8 Type S6
アンジェニュー 75mm f1.8 Type S6。ライカ Mマウント非連動に改造。水彩画の様な淡いトーンでフレアまでもが美しい。珍品。
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Perfekta
とても綺麗なペルフェクタが入荷しました!Meyer GorlitzのTrioplan付です。非常にユニークな機構の折りたたみ式二眼レフ。戦前から数多くの中級機を製造していた独Welta社の中では、一番知名度の高いカメラでしょう。1934〜39年製。6X6判(120フィルム)。凝りに凝ったメカニズムと、工作精度の高さを感じる見事な仕上げ。本品はコレクションにも足る、非常に良いコンディションです。レンズボードを畳む時には独特の楽しさがあります。ニッケルの輝きも煌びやかな一台。ドイツ仕入物件です。稀少品。