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Olympia Sonnar 180mm f2.8 (Contax)
コンタックス II型の時代のオリンピア・ゾナー 180mm f2.8。本品は珍しいダイレクトマウント。専用ファインダー付。180mmファインダーの型番は436/11、ユニバーサル・ファインダーは436/7。
製造本数50本程度の珍品です。
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Nikkor 50mm f1.1 (L)
ノンライツのライカスクリューマウントレンズ、ニッコール 50mm f1.1です。f1.0近傍の超高速大口径レンズ、国産四天王の一本(注:勝手に命名。ズノー、ニッコール、フジノン、ヘキサノン)。1956年の発売。6群9枚構成。feet表示。ニコン Sマウントは内爪、外爪合わせて2500本程度が製造されましたが、Lマウントはわずか200本程度の製造です。ガラスがタップリ詰まった迫力ある造形です。実測で456g。コンディションも素晴らしく、レアな一本。コレクションにも。珍品。
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Hexanon 60mm f1.2 (L) Original
名門・小西六写真工業が1955年に発売した渾身のライカ L用レンズ、ヘキサノン 60mm f1.2。国産大口径レンズ四天王の一本(Zunow 50/1.1、Nikkor 50/1.1、Fujinon 50/1.2、Hexanon 60/1.2)。空気層を採用した6群8枚構成。戦後日本カメラ史を語る上でも重要な一品。専用ケースには、フード、ファインダー、フィルター3種を収納。フードやファインダーを探すのは昔から至難のワザ。生産本数は多く見積もっても300本程度の稀少玉。ガラスがマトモな個体は更なる珍品です。
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Leica M4 Black Paint
118万1千番台のM4ブラックペイント最初期。通称1181。1967年7月出荷うちの一台。主に報道、プロ写真家向けに製造された最初期の500台は試作品とも位置付けできるでしょう。最初期ロットは様々なバリエーションが存在しますが、こちらの個体は見事にパーツ構成も揃っており雰囲気も見合ってます。大切に使い込まれた本個体の塗装は出荷時のマットな雰囲気から艶のある状態へ変化。これぞ正に景色!知る人ぞ知る1181コレクターさん愛蔵の1台をお譲り頂きました。しっかり次のオーナー様へ繋がせて頂きます!珍品。
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Summicron 50mm f2 (M) Black
226万台、1968年製。第2世代の最初期。この番号帯のみに見られる、5群6枚の新設計レンズを第1世代の鏡胴に入れ込んだ端境期のモデル。A型に始まり、M3やズミクロンやズミルックス 35&50mm初期、ノクチ f1.2、近年ではアポズミ 50mm等、ライカの初期モノはいつの時代も気合いが入りまくり、質感、デザイン、性能面で人々を感動させてくれますが、この6枚玉最初期モデルもライツの執念を感じる一本。1stの端正なデザインを継承し、ブラッククロームにもブラックペイントにも良く似合うデザインも秀逸です。珍品。
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Summilux 50mm f1.4 (M) Black Paint
11114。ズミルックス 50mm f1.4 第2世代、ブラックペイント最終モデル。222万台、1966年製。ライカ M3ブラックペイント最終バッチと同じ製造年。ズミルックス第2世代のデザインを基調としながら、ヘリコイドは第1世代の面影を残しています。ズミクロン 50mmにも同じようなバージョンがありますね。端境期の製品です。また、このロットではオールブラッククロームとブラックペイントのモデルが混在します。ややこしいですね。黒塗り箇所は距離表示部と鏡胴基部のネジのみですが黒塗りの質感は保っています。稀少。
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Super-Angulon 21mm f4 (L)
ライツのコードはSUOON、後に11002K。シュナイダー社製造の4群9枚構成レンズ、スーパー・アンギュロン 21mm f4のライカ・スクリューマウント。160万台。1958年製。初年度に製造されたLマウント98本のうちの1本。最短撮影距離0.4m(距離計連動は0.7mから)。ライカ IfやIg、21mm単体ファインダー、純正フード IWKOOと組み合わせて一度は使ってみたいレンズですね。ライカM型のデジタル機では、周辺が色カブリします。オリジナル Lマウントは製造本数1462本とやや稀少です。
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Staeble Super Choro 35mm 3.5 (L)
パクセッテ(Paxette)のレンズで知られる、独Staeble社のライカLマウント。パクセッテ・スクリューマウント用(同じく39mm)では無く、純正ライカ Lマウントはかなり珍しいと思われます。ちなみにパクセッテ用はフランジが異なるので、ライカで撮影するとボケボケとなります。銘板に-L-マークが入った本品は、ライカにて距離計連動バッチリ。スペック的には取り立てて特徴は無く、当時は廉価なレンズだったと思われますが、なかなか味わいのある写りを楽しませてくれます。稀少品。
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Witness + Super-Six 2inch f1.9 (L)
今まで見た中で一番きれいなWitness!
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Rolleiflex 2.8B
ローライフレックス 2.8B。レンズはCarl Zeiss Jena製のBiometar 80ミリ付。2.8Bは1952年8月に製造開始されましたが、翌53年5月には生産終了と、2.8Aに続き非常に短命に終わったモデル。主に北米と南米に向けて販売されたようです。ビオメーター付2.8Bは使い込まれたものばかりですが、本品はなかなか良いコンディション。テッサーとも、プラナーともクセノタールとも違うビオメターの描写。名前も良いですねぇ。お探しの方も多いでしょう。珍品。
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Angenieux 50mm f1.5 Type S21 (Exakta)
銘玉アンジェニュー 50mm f1.5、Type S21前期型。オールドレンズ・ファン垂涎の1本です。エキザクタ・マウント。feet表記。プリセット絞り。1953年製、本レンズのデビュー初年度です。ダブルガウスの4群6枚構成。美しいベールのようなふわりとしたフレアと豊かなボケ味がたいへん美しい開放描写です。ガラス、鏡胴ともに大変コンディションの良い個体です。アンジェ S21前期型でこれほど良い状態を保つ個体は希有でしょう。アルミ製の純正前キャップが付属。珍品。
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Hugo Meyer Kino-Plasmat 2inch f1.5 (L改)
Hugo Meyer社製のキノ・プラズマート 50mm f1.5。GorlitzとNew Yorkの刻印。アナスティグマートやプラナー、テッサーなど名だたる銘玉を世に出したパウル・ルドルフ博士による設計。1930年頃の製造。鏡胴はブラック&ニッケル。4群6枚ながら、レンズ中心に凸レンズが向かう独自の構成。本品は映画用と思われるレンズヘッドを、ライカ・スクリューマウント用に改造した個体です。独特の描写で昔から大変人気のある伝説的なレンズ。お客様からのリクエストで入荷しました。描写も連動も大変良好な一本です。
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Ross Xtralux 50mm f2 (L) Rigid
名門・英国Ross社の大変珍しいライカ・スクリューマウント、エクストラルクス 5cm f2。固定鏡胴タイプ。このすぐ後には沈胴タイプとなるようです。コーティング有。10年に一度くらいしか見掛けない、かなりの珍品レンズです。
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Rectaflex Lichtenstein + Biotar 58mm f2
1956年、リヒテンシュタイン公国で作られた珍品レクタフレックス。付属のレンズも珍しいビオター58ミリ。生産台数は数百台と言われています。海外では40.000シリーズとも呼ばれます。レバー巻上げ、新しいペンタプリズムデザイン、プラスチックで目に優しい接眼部など、各部改良が施されています。ルビー軸受けのスローガバナーも有名ですね。クオリティ過剰感アリアリのレクタフレックスの最終モデル。七宝焼きのリヒテンシュタインのクレストも格好良いですね。レアな専用ビオター 58mm付。珍品。
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Xenon 50mm f2 (L)
珍しい沈胴クセノン 50mm f2、ライカ・スクリューマウント、オリジナル。この少し前のロットはノンコートの様ですが、本品は全面に淡いパープルのコーティングが施されています。4群6枚構成。クセノン 5cm f2は、コダック・レチナやレクタフレックス用が良く知られていますが、純正Lマウントは生産数も少なく珍品です。名門シュナイダーのレンズらしく、解像力は高く、絞り開放から安定した良い描写。発色も自然で、カラー、モノクロ共に雰囲気のある写りです。付属の非純正フードが装着すると、周辺が僅かにケラれます。稀少品。
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Leica A / Standard + Elmax 50mm f3.5
製造番号は3xx。1925年製。AnastigamatからElmaxへと名称変更されたすぐ後の個体です。おそらく2回ほどライツによる純正改造が行われ、ライカ A型からスタンダードへ改造されています。エルマックスは距離計連動に改造され、現行のデジタル Mでも撮影を楽しめます。2020年にレンズはフル・オーバーホール済。レンズ内部もオリジナルである事を確認済みです。実写結果大変良好でした。エルマックスはやはり凄い描写です。見事な立体感、解像力。試写館をご覧頂ければ幸いです。
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Elcan 2inch f2 (M改)
Ernst Leitz Canada製造。5群7枚構成と言われ、有名なKE-7A用のElcan 50mmとは別物のレンズです。ちなみにKE-7A用は4群4枚構成。設計者はマンドラー。ズミクロン、ズミルクス、ノクチルクスを設計したライツを代表する名レンズ設計者ですね。ピント面の解像力が高く、ボケ味も濃厚で独特の描写が得られます。距離計連動のMマウント改造が施されております。最短距離では距離計連動は致しませんが、レンズ先端より50cmまで寄ることができます。出荷時のタグ等も付属。委託品。
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Som Berthiot Flor 90mm f3.5 (L)
仏SOM Berthiot社製のフロール 90ミリ。Lマウントのベルチオはその製造期間の短さから、どれもかなり珍しいレンズです。Flor 90mmにはf2.8も存在しますが、こちらはf3.5。本品は真鍮製の鏡胴で、レンズ先端や絞りリングはアルミ製。ベルチオらしい淡いブルーのコーティングが美しい。最短撮影距離は1メートル。距離表記などにまだ試作品の雰囲気を残している印象です。珍品。
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Gamma III + Angenieux 50mm f2.9
大変ユニークな機構を持つイタリア製ライカコピー機、ガンマ IIIとアンジェニュー 50mm f2.9 Type Z2のセット。本品はライカ・スクリューマウントとなったガンマ最終モデル、III型です。1950〜51年の製造。ダブルマガジン式(パトローネ使用可能)。シャッター幕は金属製でラウンド形状です。距離計コロはマウント下部にありますが、ライカLマウント互換で、様々なレンズが楽しめます。斬新な設計、デザイン最高、組み立ては?の実に伊達な一台。カメラ界のランボルギーニ・ミウラと呼びましょうか。珍品。委託品。
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Som Berthiot Tele-Objectif 75mm f2.5 (L)
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Hugo Meyer Makro-Plasmat 50mm f2.7 (L改)
Hugo Meyer社製のシネ用マクロ・プラズマート 50mm f2.7、ライカ・スクリューマウント改造品。レンズ界のレジェンド、パウル・ルドルフ氏の設計です。マクロプラズマート 50/2.7で良く知られているのは、近年ではかなりのレアレンズとなった58万台のライカ Lマウントですが、本品は96万台、1938年頃の製造です。小振りながらもなかなか立派なつくりのブラック&クロームの鏡胴。なかなか丁寧な改造で、ズマールの鏡胴に入れ込まれています。委託品。
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Nokton 50mm f1.5 (L)
非常に綺麗なライカ・スクリューマウントのノクトン 50mm f1.5、最初期型。ライカ・ノクトンには製造期間は短いながら、多くのバリエーションがありますが、本品は銘板に「VOIGTLANDER BRAUNSCHWEIG」の刻印が入った、初期も初期のモデル。三本黒帯。重量は268g。初期型特有の淡いブルーコーティングと青い絞り羽根は吸い込まれそうな美しさ。数あるライカ用レンズの中でも、1、2を争う圧倒的なカッコ良さですね。目が合うとシビれます。ヨーロッパのコレクターさんから譲り受けました。珍品。
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Leica M3 + Summicron 50mm f2
新品同様のライカ M3とマッチングの沈胴ズミクロン 50mm f2。元箱底に印字されている製品コードは、ISUMO-M3。M3ボディ単体での製品コードはIGEMO、ズミクロン付セットはISUMOですのでバッチリ合っています。ボディは80万台で1955年製、レンズは135万台で1956年製ですが、出荷は同時期でしょう。元箱の製造番号もボディ、レンズ共に一致。取説は1955年後半のもの。全て合っています。本品はボディ、レンズ共に使用感の見られない新同品。このレベルのM3は10年に一度出るか、出ないかでしょう。
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Leica A / DIII + Elmax 50mm f3.5
1926年に出荷されたライカ A型エルマックス付のライカを、1933年頃にライツにてライカ DIII型へ純正改造した一台です。A型初期のアナスチグマットとエルマックスは、3群5枚構成。次の旧エルマーから3群4枚構成となります。本品はElmaxの銘板はオリジナルを残したまま改造され、初期の小文字フォントやなだらかな傾斜のついたツバなど、A型初期の特徴を残します。ヘリコイド番号は0番。距離表記はメートル。単にライカ DIIIとしてみても、かなり程度の良い個体です。珍品。委託品。
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Leitz Extention Winding Knob AQOOT
ライツの製品コードはAQOOT / 14014。バルナック・ライカ用の巻き上げノブ・エクステンション。アルミ製でライツの刻印も無く、存在を知らなければジャンク箱入りしてしまうアイテムかも知れません。モノだけ見ても何だか良く分かりませんが、ボディに装着すると貫禄十分で、お持ちのライカを引き立てます。是非ともスウェーデン軍用のライカ IIIfやIIIgに付けてみたいところですね。製造数の非常に少ないアクセサリー。珍品。参考:中村信一著、ライカのアクセサリー (下) 179ページ。
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Leica Pistol SCNOO Black/Nickel
SCNOO。1935年登場。ライカピストル。ブラック/ニッケル。左手で軽やかに巻き上げられるようになる便利アイテムです。製造番号159000以降のライカ DII/DIII/IIIa等に装着可能。それ以前のモデルでも、巻上げ軸に切り欠きを入れる改造を行えば使用できます。装着すれば、お手持ちのバルナックがとてつもなくカッコよくなります。ニッケルの輝きも美しい。ブラック・ニッケルのバルナックをお持ちの方の、マストバイ・アイテム!稀少品。
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Hexanon 50mm f3.5 (L)
小西六写真工業社製、ライカスクリューマウント。ヘキサノン 50mm f3.5、プロトタイプ。シリアル番号はLBから始まっています。LBとはラボ(試作品)を意味しているそうです。m表記。国産ライカコピー機に装着されているヘキサー 50mm f3.5は、3群4枚のテッサータイプですが、本品は3群5枚構成。ヘキサーと非常に似た外観ながらレンズ構成が異なり、無限遠ストッパーの形状も異なります。写真工業別冊「世界のライカレンズ Part4」、P134に本品よりシリアル番号が1つ後の個体が掲載されています。超珍品。
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Xenon 50mm f1.5 (L)
XEMOO。37万台のライツ・クセノン 5cm。1937年の製造。Talylor-Hobson銘。初期のヘリコイド・リングのローレットが2本のタイプ、通称ツーバンド。トロニエ博士の設計による、戦前のライツを代表する大口径レンズ。六角絞り。5群7枚構成。ノンコート。最小絞りはf9。feet表記。絞り開放からクセノンらしい繊細で軟らかい描写が楽しめます。ライカクセノンは使い込まれた個体が多くガラスも拭き傷だらけのものばかりですが、本品は80年を超えてなお美しく保たれる稀有なコンディション。格別に綺麗な一本!
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Summicron 50mm f2 (L) Radioactive
SOOIC。92万台。9203xx。製造番号表では正式発売前の1951年の製造。アンダーミリオン、最初期の放射能ズミクロンです。m表記。ガラスはトリウム・ズミクロンの例に漏れず黄変が見られますが、初期の個体としては黄変が少なめです。実写テストでもありがちなコントラスト強めな描写は影を潜めて、ナチュラルな印象でした。初期のトリウムズミクロンには個体差がみられ、意図的に設計のことなる個体を製造していたような印象を抱きます。ズミクロン探究は楽しいですね。店頭にて売約済となりました。有り難うございます。
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Summilux 50mm f1.4 (L) Chrome
ライツの製品コードはSOWGE。188万台。1961年製。珍しいライカ・スクリューマウントのズミルックス 50mm f1.4、2ndバージョンです。ズミルクス 50mmのLマウントは、バルナックユーザー向けに1960〜63年の間に僅か548本のみが供給されました。短い期間に前期と後期型の両方が製造されています。ライカ IIIfやIIIg等、バルナック・ライカに装着すると見栄えも非常に良いレンズですね。L/Mアダプターを使用すれば、もちろんMマウントカメラでも使用可能です。珍品。
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Leitz Lens Hood FISON Early
ライカ A型用フードの最初期モデル。ライツ・アナスチグマット、エルマックス、旧エルマー 50mm f3.5最初期の時代のフードです。36mmかぶせ。一体成型。本品はフードの付け根にも段差が無くストレートな造形、また縦線の指標がフード上段では無く下段に刻印されており、FISONの初期のまた初期モデルと思われます。ライカ A型が発売された1925年当初の製品でしょう。是非とも初期のライカ A型に!超珍品。
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San Giorgio Janua Tripod Head + Panorama Head
大変に格好の良いライカ型カメラ、ヤヌア(Janua)で知られる、イタリアはSan Giorgio社製の雲台とパノラマヘッドのセットです。資料が乏しく詳細は分かりませんが、ヤヌア用純正アクセサリーでしょう。真鍮にクロームメッキ、ライツの雲台にも勝るとも劣らぬ見事なつくりです。本国イタリアでもまず見掛けない、とてもレアなアクセサリー。初めて見ました!当店ヨーロッパ買い付け品です。超珍品。
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Kinoptik Apochromat 75mm f2 (L / R改)
仏Kinoptik社製。素晴らしい解像力を持つアポクロマートレンズ。元は映画用と思われますが、本品はライカ Rマウントに改造されています。ライカ Lマウント(距離計は非連動)のマウントも付属しており、多くのカメラで撮影を楽しめます。 ピントの合致した面の解像はお見事!のひと言です。
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Tessar 75mm f3.5 (L)
Carl Zeiss Jena製テッサー 7.5cmのライカ・スクリューマウント改造レンズ。ノンコート。レンズヘッドは1920年前後に製造のかなり古いテッサー。過去に取り扱った個体や鏡胴の見事な仕上げから、ごく稀に見られるツァイスによるLマウント改造が施された一本と思われます。改造時期は1930年代半ば〜後半でしょう。鏡胴は真鍮にクロームメッキ仕上げ。コンパクトながら大変しっかりとしたつくりです。被写体にほど良くフォーカスして撮影でき、75ミリぐらいの中望遠は実に使い易いですね。by 中望遠地位向上委員会
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Summicron 50mm f2 (M) Black Paint
183万台。1961年製。ズミクロン 50mm f2ブラックペイントの後期型、赤文字の最初の方のロットです。黒塗りに赤文字が精悍な印象です。マウント基部に塗装剥げが多少見られますが、黒塗りもしっかり残っており、ブラックペイントとしてはとても良いコンディション。ライカ M3やM2のペイント辺りと合わせてぶら下げたい一本です。珍品。
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Noctilux 50mm f1 (M) E58
11821。285万台。1977年製のE58ノクチルックス。カナダ製。光の乏しい環境であっても素晴らしい作画が得られる、ライツの銘玉。箱や紙モノも揃った、見事な一本です。割れやすい純正前キャップも珍しく大変綺麗なもの。これが残っているセットは特に嬉しいですね。元箱や保証書もナンバーズマッチ。得難いコンディションです!
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Leica M4 Black Paint
126万台。1970年11月6日に北米向けに出荷されたライカ M4ブラックペイント。ナンバーズマッチの元箱、証明書やビニール袋まで揃っており、オリジナルのLシールが残っています。元箱には「BLACK」のシールが貼られております。綺麗過ぎてできれば触れたく無い一台。得難いコンディションです!
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Angenieux 50mm f0.95 (M改)
アンジェニュー 50ミリ f0.95 Type M1。世界のアンジェニュー・ファン垂涎の1本。1981年頃の製造。6群8枚構成のシネレンズ。アンジェニューらしさたっぷりの濃密な描写を味わえる大口径ハイスピードレンズです。本品はMマウント改造品で距離計連動致します。試写を担当したスタッフも驚愕の連動精度で、絞り開放にてビシバシとピントが決まります。これは愉しい!フルサイズでは周辺部がケラれます。過去に取り扱った中でもベストの一本です。委託品。
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Kinoptik Apochromat 75mm f2 (M改)
仏キノプティック社製。素晴らしい解像力を持つアポクロマート・キノプティック 75ミリ f2です。元は映画用と思われます。コーテッド。本品はレンズヘッドのフルOHと同時に、ライカの16462ビゾ用ヘリコイド流用し、丁寧にワンオフ製作されたアルミ鏡胴でライカ Mマウントへ改造しております。距離計には非連動です。前回の試写となりますが、試写館をご覧頂ければ幸いです。近隣の秋祭りでの撮影でしたが、人や景色を情緒的に語る描写力に惚れ惚れするレンズでした。作例の一部ではMマウント用中間リングを使用しております。
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Miranda T Black Paint + Zunow 50mm f1.9
ミランダ Tに1/1000シャッターを追加した、T-II型のブラックペイントボディ。かなり珍しい一台です。黒塗りモデルは報道向けにわずかに供給されたとも言われています。付属レンズはズノー 50ミリ f1.9。ところどころ真鍮が見えており、精悍で大変雰囲気のある一台です。どのような現場で使われていたか、妄想も膨らむ一台です。珍品。
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Summilux-M 35mm f1.4 (M) Aspherical
11873。346万台。1988年製。非球面の初期型。通称AA。ノクティルックス 50mm f1.2に続き、非球面レンズが採用された初代35mmアスフェリカル。通称AA。5群9枚構成で、2群目と5群目に非球面レンズが使われています。製造が困難で生産が追いつかず、僅か数年で終了しました。
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Rentgen Xebec 50mm f1.5 (M改)
1942年頃に製造されたと思われる国産レントゲン撮影用レンズ、XebecのMマウント改造品です。K.O.L.社のジーベック 50mm f2は、国産ライカ・コピー機の金字塔、ニッポンカメラにも装着されていた事でも知られています。森亮資氏の研究によると、日本初のレンズ専業メーカー上代光学研究所が開発し、産業統制のもと製造会社が生産した模様です。本来はカメラ用に開発された技術を転用して生まれたレントゲン・ジーベックが、更に改造を経てカメラ用に戻るというのは何とも不思議なお話ですね。珍品。委託品。
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Tessar 28mm f8 (L)
Carl Zeiss Jena製のテッサー 2.8cm。珍しいライカ・スクリューマウントです。距離計連動。ツァイスの記録によると、レンズ本体は1940年にコンタックス向けとして出荷されていますが、Gubas氏の書籍や海外の著名オークション等でも同じ2672xxxの限られた製造番号帯で本品と同様のライカ・スクリューマウントが出てきます。当店で過去に扱ったLマウントのテッサーもこのロット。重量はなんと61g。驚きの軽さ。フード要らずで描写良し。稀少品。
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Leica DII Black/Chrome + Elmar 50mm f3.5
22万台。1936年製のライカ DII、珍しいセミクローム。視度補正付。底蓋に線キズが少々見られますが、他は大変綺麗な一台です。黒塗りもしっかり残っており、象嵌の鈍い輝きも美しい。付属のエルマー 50mmは1937年製、こちらもボディに見合って、美しいコンディションです。得難いセット。これまたレアなセミクロームのライカ・ピストルなど装着して、街をブラリ流してみたいものです。委託品。
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Leitz Lens Hood XIOOM for Xenon 50mm
クセノン 50mm f1.5用折り畳みフード。通常のドイツ製もなかなかにレアですが、本品は珍しい上に珍しい、New York Leitz製。本家の黒塗装とは異なり、NY ライツ製らしいクローム仕上げです。メッキの擦れや黒ずみなどニューヨーク・ライツ製らしい使用感は見られますが、実用には良いコンディション。取り付けた姿は大仰ながら、フードとしての効果は抜群です。ズマリットにも装着可。赤の元箱はお手製の物と思われます。珍品。
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Roland w/ Kleinbild Plasmat 70mm f2.7
銘機ローランド、極上品。Kleinbild-Plasmat 70mm f2.7は6枚構成。1934〜1937年頃の製造。本品のレンズ番号は106x、ローランドでも最初期のモデル。距離リングやファインダー窓が黒塗りです。645判(120フィルム)。世界初の一眼式連動距離計を搭載した記念すべきカメラ。プラズマートは、プラナーやテッサーを設計したルドルフ博士が発明。数ある中判カメラでも距離計連動でプラズマートの描写を楽しめるのはローランドのみ、昔からマニア垂涎の一台です。本品は得難いコンディションです!
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Leica IIIf Swedish Military
ライカ IIIf、スウェーデン軍用モデル。オールブラックペイント。フルオリジナル。製造番号822901から823000、わずか100台が防寒仕様で納入されました。珍品。
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Angenieux 50mm f0.95 (M改)
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Summilux 35/1.4 (M) Black Paint
初期型M2用。珍品オリジナルキャップ付。
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Leica Anastigmat 50mm f3.5 (L)
ライカ A型のAnastigmatレンズを、ライツで距離計連動に改造したもの。超珍品。