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Old Delft Minor 35mm f3.5 (L)
オランダ、オールド・デルフト社製のちっちゃなライカ・スクリューマウント広角レンズ。3群4枚構成のテッサータイプ。m表記。重量は128g。真鍮にクロームメッキが施され、小振りながら、重量感のあるレンズ。1946年頃から発売されたそうです。
ミノールはコーティング無しの個体が殆どですが、本品はコーティング有。なかなかシャープで繊細、しっとりとした良い描写です。Old Delft社のライカLマウントには、他にDelfar 90mm f4.5等がありますが、どれもレアな事で知られています。
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Hugo Meyer Kino-Plasmat 50mm f1.5 (M改)
Hugo Meyer社製のキノ・プラズマート 50mm f1.5。GoerlitzとNew Yorkの刻印。プラズマットは、アナスティグマートやプラナー、テッサーなど名だたる銘玉を世に出した、パウル・ルドルフ博士設計による銘レンズ。
本品の製造番号は29xxxx。1925年頃の製造でしょうか。鏡胴はブラック&ニッケル。4群6枚ながら、レンズ中心に凸レンズが向かう独自の構成です。その独特の描写で昔から大変人気があります。
本品は映画用と思われるレンズヘッドを、ライカ・スクリューマウント用に改造した一本。
20年以上も前に当店にて販売した個体ですが、長らくお持ちだったお客様がお譲りくださいました。その当時でもかなりレアなレンズだったことから、販売時の記憶も朧気に残っており、実に嬉しい再会です!
現在から見れば今ひとつな改造でしたので、今回OHと共にイチから再改造して頂き、描写や連動性能、デザイン共に素晴らしい一本に仕立て上がりました。純正フード、イエローフィルター、元箱付。
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Nikkor 85mm f2 (S) MIOJ
ニッコール-P.C 8.5cm f2、ニコンSマウントの初期型。シリアル番号903xxx。6桁シリアル。本品は最初期801のシリーズに続く、第二ロットの捨て番903シリーズ。製造は1949年か1950年頃と思われます。
連合国軍占領下の日本で製造されており、Made In Occupied Japan(占領下の日本)の刻印入り(通称 MIOJ)。こちらの個体はレンズ鏡胴に加えて、フロントキャップにもMIOJの刻印がされています。目立たぬ位置に小さく小さく刻印されたこの文字列から、当時製造に携わった方々の心情が伝わってくるような気がします。
レンズの設計は3群5枚構成のゾナー型。feet表記。D.D.ダンカン氏が朝鮮戦争で使用し絶賛を得た銘レンズ。日本製レンズの優秀さを世界に広めた立役者とも呼ぶべき存在。この時代から日本製のカメラやレンズの性能が飛躍的に向上、やがて世界を席巻します。
純正フード、フードキャップ、後キャップ、革ケースが付属します。ベークライト前キャップはかぶせタイプ。コレクションにもどうぞ。
稀少品。
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Nikkor 85mm f2 (L) MIOJ
ニッコール-P.C 8.5cm f2、ライカ・スクリューマウントの初期型。シリアル番号903xx。本品は最初期801のシリーズに続く、第二ロットの捨て番903シリーズ。番号から推測するにその81番目の個体と思われます。製造は1949年頃。
連合国軍占領下の日本での製造で、Made In Occupied Japan(占領下の日本)の刻印入り(通称 MIOJ)。こちらの個体はレンズ鏡胴に加えて、フロントキャップと金属製のリヤキャップにもMIOJの刻印がされています。目立たぬ位置に小さく小さく刻印されたこの文字列から、当時製造に携わった方々の心情が伝わってくるような気がします。
レンズの設計は3群5枚構成のゾナー型。feet表記。D.D.ダンカン氏が朝鮮戦争で使用し絶賛を得た高名なレンズ。日本製レンズの優秀さを世界に広めた立役者とも呼ぶべき存在です。
純正フード、フードキャップ、後キャップ、革ケースが付属します。ベークライト前キャップはかぶせタイプ。コレクションに相応しい一本です。珍品。
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Nikkor 50mm f1.1 (S)
1956年に発売されたニコン Sシリーズ用の超大口径レンズ、ニッコール-N 50mm f1.1。6群9枚構成。フィルターサイズは62mm。写真用のニッコールとしては、Fマウントの物を含めて最大口径のレンズです。
ズノー 50mm f1.1、フジノン 50mm f1.2、ヘキサノン 60mm f1.2、キヤノン 50mm f1.2等の戦後の大口径競争に対する日本光学の回答。
本品は内バヨネットタイプ。内爪、海外ではInternal Mountとも呼ばれます。1959年には外バヨネットタイプに移行します。
内爪、外爪合わせて僅か835本の製造。ちなみにライカ Lマウントは211本製造されました。
絞り開放付近ではフワリとした柔らかい写りですが、f1.3程度から安定した描写へと大きく変化します。
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Leica MP Classic Black Paint
ライカ MPクラシック ブラックペイント。1st固定鏡胴をオマージュした専用ズミクロン 50mm f2付。2004年、香港シュミット企画の限定モデルとして500台が販売されました。新品定価は税込み93.8万円。
現行ライカ MPをベースとしていますが、露出計を省いたM-A(Typ127)の元祖とも呼べるでしょう。オリジナルMPやM3時代と同じ筆記体の「Leica」ロゴが彫られており、初代MPの雰囲気を再現しています。
稀少品。
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Leica MP Hammertone + Summicron-M 35mm f2 ASPH
10314。ライカ MP ハンマートーン。LHSA35周年記念モデル。1000台限定。独特の凹凸感のあるハンマートーン仕上げにクロームのレンズを合わせた個性的な出で立ちです。
付属のレンズはクローム仕上げのズミクロン-M 35mm f2 ASPH。専用ハンマートーン仕上げの真鍮製フード付。
専用ハンマートン仕上げのライカビットも併売されていました。
コレクションにも。
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Leica M6 Danish Royal Wedding
1995年、デンマーク王子の結婚を記念して販売されたライカ M6とズミクロン 7枚玉クロームの限定モデル。200台限定でデンマーク国内に供給されました。白鏡胴の7枚玉ズミクロン 35mmが付属。
オーストリッチの貼り革が品の良い佇まいの限定モデルです。
稀少品。
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Leica M6 Columbo 92
ライカ M6限定モデル、コロンボ92。ライカの製品コードはボディ 10500/10414, レンズは11825。
1992年、コロンブスの米国大陸発見500周年を記念し、イタリアの代理店 Polyphotoの企画により、200台限定生産された記念モデル。
トップカバーと特製のメタルキャップに「500 Columbo 1492-1992」 の刻印。ライカ製造番号の他に、I.T.A.L.Yの頭文字から始まる、1−40の限定番号付き。本品の番号は I から始まります。
当初ボディのみの発売でしたが、翌1993年にボディオーナー限定でセットモデルのズミクロン50mm f2が発売されました。銘板に「Colombo '92」の刻印とボディ同様 I.T.A.L.Yの頭文字から始まる限定番号付き。本品の頭文字は T です。
稀少品。
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Summilux-M 35mm f1.4 (M) Aspherical
ノクティルックス 50mm f1.2に続き、非球面レンズが採用された初代ズミルックス 35mm f1.4 アスフェリカル。通称AA(ダブルエー)。ライツのコードは11873。製造番号は346万台。5群9枚構成。フィルター径はE46。最短撮影距離は0.7m。
2群目と5群目に非球面レンズを採用。製造が困難を極め生産が追いつかなかったと言われており、わずか数年で生産終了してしまいました。
1990年にフォトキナで発表されましたが、製造番号から調べると本品は1988年製。発表後の販売に備えた生産に苦労したのかも?後世の人間によるそんな勝手な想像に説得力を与えてしまうほど、その描写はお見事。35mm広角ながら立体感を感じる描写には、試写する度に驚かされます。
稀少品。
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Canon VI-T Black Paint
キヤノンのレンジファインダー式カメラ、モデルVI-T ブラックペイント。ライカスクリューマウント。トリガー巻き上げ。
1958年6月に登場したハイエンドモデルのVI-Tの黒塗りバージョン。専用のブラック仕上げの50mm f1.2やf1.8などがセットされ、販売されていました。
ファインダーは、35mm、50mm、マグニファイヤーの3つのモードを装備。巻き上げ操作は底部のトリガーか、背面のボタンを押して引き出した巻上ノブによって行います。
根強い人気を誇るモデル。ブラックモデルはキヤノンP、キヤノン7もありますが、一番人気はこのVI-Tでしょう。
ライカ MPやライカビットなどとも通じる、独特のトリガー巻き上げは空シャッターを切っているだけでも楽しめます。稀少品。
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Dallmeyer Septac 2inch f1.5 (M改)
銘玉、セプタック 2インチ f1.5。ダルメイヤー製シネ用レンズを、ライカMマウント距離計連動へと丁寧な改造が行われた一本。無限遠から0.7m付近までキッチリ距離計連動します。鏡胴にはDC(Dall Coated / ダルコート)マークが刻印、淡い水色のコーティングが施されています。
ダルメイヤーの大口径らしい、繊細で気品溢れる、心を打つ描写。絞り開放付近では、淡いベールを纏いながらも緻密で美しい描写。f2.8まで絞れば、コントラストもグッと高まり力強い描写へと激変します。
情緒に満ち、訴えかけるような描写をする稀有なレンズ。ダルメイヤー・レンズの極致ともいえる1本。珍品。
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Angenieux 35mm f2.5 Type R1 (L)
アンジェニュー 35mm f2.5 Type R1、前期型。ライカスクリューマウント。レトロフォーカスタイプの5群6枚構成。1950年製。距離表記はfeet。
製造から70余年を経た、前期型アンジェニューならではの味わいを感じさせるエイジング。新品時は黒々とした鏡胴ですが、長年の使用により青みがかった色合いへと変化しています。描写のみならず、見た目にもたまらない一本。ちなみにもう少し古いR1ですと、ガンメタや緑っぽく褪色してゆく個体も見られます。稀少品。
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Som Berthiot Flor 90mm f2.8 (L)
仏SOM Berthiot社のライカ・スクリューマウント用レンズ。4群6枚構成のダブルガウス型。真鍮鏡胴にアルミ外装を組み合わせた、ドイツ製レンズとはひと味違ったこれまた立派なつくりです。
フロール 90mm f2.8にも数種のバリエーションがありますが、本品はかなり終わりの方のタイプ。このタイプの鏡胴は、他にアンギュロール 28mm f3.3、フロール 35mm f3.5、フロール 50mm f1.5、145mm f4.5等が見られます。
写真工業出版社刊、世界のライカレンズ Part 4の106ページに、Som Berthiot Flor 90mm f2.8ついての記事がありますが、この一本がまさに掲載されている個体そのものです。
ベルチオのレンズらしい、美しい淡いブルーのコーティングです。見事に結像しながら、立体感のある描写。ベルチオらしい発色をお楽しみ頂けます。絞りリングとヘリコイドリングの位置が通常のレンズと異なり、毎回操作に戸惑ってしまうのもフレンチレンズならではのエスプリでしょうか。珍品。
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Nikon F2 Data + MF-10 Data Back
ニコン F2データ・フォトミックと、MF-10 データバックの元箱入りセットに、もう一台F2データ・アイレベルファインダーが付属したセットです。外観はどちらも新同品。
1976年登場。F2データとMF10データバックを組み合わせることにより、フィルム画面の左端に、年月日、時分秒(専用のSEIKO製三針時計!)、手書きメモを写し込むことができます。時計はアナログ時計がそのまま写り込むと言う、何とも愛嬌のある設計です。
データバックの横から、時計と年月日のカウンターを取り出して設定し、手書きメモはHB〜Bのやわらかい鉛筆で記入します。時計は手巻き、竜頭を引き出して時間設定をします。これがまた精巧なつくりな上に、何とも可愛らしいデザインで、思わず顔がほころびます。
MF-10と同梱されているF2データ・フォトミックボディは、メーター故障のためオマケとなります。MF-10は新品同様品です。
もう一台のF2データ・アイレベルは、コレクションとして保管されていた新品同様品で、番号一致の元箱、日本語取説、保証書(昭和55年)、ニッコールクラブ案内、クリーナークロスなどの書類一式が付属します。
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Biotar 40mm f2 (Contax) Black
稀少、ビオター 40mm f2の黒&ニッケルバージョン。1933年、コンタックス I型の時代に黒バージョンが少数製造され、1936年頃からはクロームメッキ仕様も製造されました。とある情報によると、この40mm表記のビオターは、黒・白合わせても360本しか製造されなかったそうです。滅多に見掛けない訳ですね。
製造番号表によると、本品は製造初年度の1933年に出荷された一本です。
このビオター、40mm表記ながら実際の焦点距離は42.5mmだったようで、1937年頃には4 1/4cm (42.5mm)表記へと変更されます。
レンズ構成は4群6枚、距離表記はfeet。
本品には、これまた更にレアな40mmの黒&ニッケルファインダーが付属。こちらの製品コードは432/4。ケースも付属します。
また、革製純正前キャップが付属。後キャップはニコンS用です。
黒ビオターと専用ファインダーをブラコンに載せたその姿は、威風堂々、それはそれは魅惑的な鈍い輝きを放ちます。眺めているだけでもウットリ。
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Som Berthiot Angulor 28mm f3.3 (L)
仏Som Berthiot社の広角レンズ、アンギュロール 28mm f3.3。ライカスクリューマウント。4群6枚構成。メートル表示。
通常この番号帯のAngulorは距離計に連動しますが、本品は距離計非連動。目測式となります。鏡胴には被写界深度表示が無く、まるで試作品のような出で立ち。当初改造品かと思いましたが、修理業者さんで分解し内部を検証した結果、そのつくりから純正であろうとの結論に達しました。
アンギュロールはもとより、ライカマウントのベルチオレンズは、製造期間は短いながら非常にバリエーションが多く、後世のレンズマニアやコレクターを悩ませます。
本品は往時のベルチオレンズらしい、透明感のある美しいブルー・パープルのコーティングが施されてた一本。
鏡胴は実測で174g。純正のアルミ製前キャップが付属。稀少品。
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Noctilux 50mm f1 (M) E58
ノクティルクス 50mm f1。E58バージョン。ライツの製品コードは11821。1975年、カナダ製。
E58ノクティルクスは製造番号2749631からスタートしていますが、本品のシリアルは274966x。最初期ロットの中でも非常に若い番号、数十番目のE58です。これまで取り扱ったE58の中でも一番早い番号で、初期モノフェチにはたまりません。
近年再評価著しいこのノクチルックス E58は、ズミクロン 35mm 8枚玉、ズミルックス 35mm f1.4 1st、ズミクロン 50mm 1st、テレ・エルマリート 90mm、ちょっと変わったところではエルカン 50mm f2など、みんな大好き!な銘玉を世に送り出した、ウォルター・マンドラー(Walter Mandler)氏によるレンズ設計です。
初代ノクチ f1.2に続くこの第2世代のノクチルックスは、球面レンズのみの採用ながら、明るさを向上させつつ、やわらかで特徴的な開放描写が魅力です。f1.0の被写界深度の浅さは驚くほどですが、それを活かした撮影の楽しさは唯一無二でしょう。
お客様よりお譲り頂いた、稀少な一本です。
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Summilux 35mm f1.4 (M3) Chrome
OCSUC / 11871。製造番号176万台、1960年製の非球面ズミルックス 35mm1.4の初期玉、通称スチールリム (Steel Rim)。本品はメガネ付のライカ M3用バージョン。最短撮影距離は65cm。
外観、ガラス共にとても綺麗な一本です。希少なOLLUXフード、純正前キャップ、元箱付。
得難いコンディションです!
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Zunow 50mm f1.1 (L)
1953年に発売された、当時世界一の明るさを持ったレンズ、ズノー 50mm f1.1。戦後わずか8年。このズノーの登場を口火に、国産超大口径レンズ競争が勃発、各社より魅力的なレンズが次々と販売され、今も私たちを熱狂させています。
本品は製造番号5000番台のズノー 5cm f1.1 中期型、ライカスクリューマウント。帝国光学製。本品はTeikoku Kogaku銘。Feet表記。
前期型・通称ピンポンの後玉の出っ張りが無くなり、レンズ脱着の安心感が向上、また絞り開放付近でのフレアが抑えられた印象です。
短期間の製造ながら、ズノーには多くのバリエーションがありますが、本品は一番良く見かけるタイプでしょう。
くびれとローレットがリズミカルで実に格好良い鏡胴デザイン、独特のブランド名称「ズノー」、盛大なフレア三昧の絞り開放描写、短命ながらも世界一明るい標準レンズとして、戦後の日本人の心を沸かせた存在であった事でしょう。魅力とストーリーに溢れた、唯一無二の国産超大口径レンズ。
開放から1段、2段と絞って行くと描写が急激に引き締まり、別のレンズのような写りを楽しめます。眺めて良し、撮って良しの一本。
純正前後キャップ付。稀少品。
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Leica M3 Black Paint Early + Summicron 50mm f2 Black Paint
1958年製造のライカ M3 All Black、通称Black Counter。
ライツ社の公式記録によると、M3黒は1959年の959xxxから製造された事となっていますが、それ以前に特注で製造された少数のロットがある事はBPマニアの間では公然の事実でした。
本品はその約90台のうちの1台。製造番号は91xxxx。
オールブラックの殆どが、福耳、ダブルストロークのM3前期モデルをベースとしていますが、オリジナル MP黒と同様に隅々まで黒塗りされ、マグナムをはじめ世界のプロカメラマンの元へと渡りました。
レンズは、オリジナル MP黒に供給された、赤R刻印の固定鏡胴ブラックペイント初期が付属します。
コレクター羨望のM3オールブラック、長年想いを寄せられていたお客様からの熱いリクエストにより、取り扱いさせて頂きました。
当店でも約10年振りにオールブラックに触れ、初期物がまとうオーラと、黒く鈍い佇まいに改めて惚れ惚れしました。取り扱う機会を頂いたご縁に感謝です。
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Angenieux 75mm f1.8 Type S6 (M改)
付属の元箱に記載のシリアル番号はレンズと一致。
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Nikkor 35mm f2.5 (S) Lens Hood
ニコン Sシリーズ用、W-ニッコール 35ミリ f2.5用純正フード。アルミにブラックペイント。元箱付。中の包み紙も残っています。珍品。
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Leica M4 Black Paint
124万台。良い雰囲気に育った、1969年8月出荷のライカ M4ブラックペイント。7月のアポロ月面着陸に続き、8月にはジミヘンやザ・フーが伝説のライブを行ったウッドストック・フェスティバルが開催、男はつらいよ初上映。時代の大きなうねりを感じる1969年8月生まれのライカです。
グッタペルカも含め、全て当時のオリジナルコンディション。やきもの、ジーンズ、革製品などと同じく、ブラックペイント・ライカには育てる楽しみが。既にイイ感じに使い込まれていますが、これから自分色に育てていってください。
M3、M2ブラックペイントにはやはり黒レンズが似合いますが、M4黒にはクローム鏡胴レンズも実に良くマッチします。
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Summilux 50mm f1.4 (M) Black Paint
製造番号219万台、1966年製のズミルックス 50mm f1.4、2ndバージョン、オリジナル・ブラックペイント。本品はイエロースケール。フルオリジナル。コーティングはアンバーとパープルの組み合わせ。
ズミルクス 50mm f1.4の初期モデルから踏襲した鏡胴デザインは、このすぐ後に変更され、鏡胴基部などが縦ミゾとなりよりモダンな雰囲気となりますが、この格子状の鏡胴デザインはよりクラシカルで重厚な印象です。
ライカ M3、M2、M4ブラックペイントにぜひ合わせたい一本。
珍品。
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Summilux 50mm f1.4 (M) Black Paint
ズミルックス 50mm f1.4 ブラックペイント。164万台、1958年製。最初期の珍品、逆ローレット&ブラスマウント。
通常のクローム鏡胴、ブラックペイント共に、普通のローレットと逆ローレットが混在する初期ロット164万台ですが、本品はより有り難い逆ローレット。お探しの方も多いでしょう。
フルオリジナル・コンディション。ライカの初期モデル、ペイントモデルの常として、描写も連動精度も非常に良いです。
本品は使用感少なく、ペイントもしっかり残っています。酸化の少ないブラスマウント面の美しさは特筆モノ。こんなのもう出て来ません!
珍品。
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Leica Pistol SCNOO Black/Nickel
1935年登場。ライカピストル、SCNOO。本品はブラック&ニッケル。左手で軽やかに巻き上げられるようになる便利アイテム。
装着すれば立ちどころに、お手持ちのバルナックライカがとてつもなくカッコよくなります。
製造番号159000以降のライカ DII/DIII/IIIa等に装着可能。以前のモデルでも、巻上げ軸に切り欠きを入れる改造を行えば使用できます。お問い合わせくださいませ。
本品は稀に見る美しいコンディション。ペイント、メッキの肌もしっかりとしています。得難いコンディション!
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Leica M2 Black Paint
製造番号113万台、1965年8月出荷のライカ M2ブラックペイント。セルフタイマー付。
適度に使い込まれていながら、アタリや凹みは見られず、丁寧に扱われてきた印象の一台。自然なペイントの剥げ方からも写真家に使い込まれたようで、大変に精悍な雰囲気です。
今回のオーバーホールでリフレッシュ、作動スムースで操作感良好、使い頃の一台です。
お客様からのリクエストにより、お取り寄せにて扱わせて頂きました。ありがとうございます。
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Leitz 35mm Finder WEISU Black Paint
ライツの35mm用ミニファインダー、WEISU。本品はブラックペイントにニッケル足。E. Leitz Wetzlarの刻印。
WEISUファインダーは1933年から1943年の間に製造されました。ミニマルでコンパクトなデザインは、バルナックのみならずブラックペイントのM型ライカにも良く似合います。エルマー 35mm f3.5などと合わせたい、黒ライカ好き垂涎のアクセサリー。
もう少し製造して欲しかったライカのアクセサリーの筆頭格です。いまや珍品アクセサリーの一つとなりました。
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Leica M3 Black Paint
1965年11月に出荷されたライカ M3ブラックペイント。製造番号は113万台。M3シングルストロークの後期型の黒塗り仕様。グッタペルカも含め、フルオリジナルの一台。指の触れる部分の真鍮がわずかに出ていますが、トップカバーや底蓋は、いまだうっすら粉が吹いたようなマットなペイントの質感を残しています。
アタリや凹みも無く、とても綺麗なM3ブラックペイント。こんなのなかなか出て来ません!アブクが出ている箇所もまだまだ少ないですが、このままのコンディションをキープしてゆくのも良し、ここから育てるも良し。使い込まれたものが多いM3BPでは、美品と呼んで差し支えの無い一台。
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Angenieux 35mm f2.5 Type R1 (L)
アンジェニュー 35mm f2.5 Type R1、オリジナル・ライカスクリューマウント。前期型。レトロフォーカスタイプの5群6枚構成。1952年製です。距離表記はfeet。
丁寧に使い込まれた前期型アンジェニューならではの、いぶし銀の佇まい。鏡胴先端部からマウントにかけて、自然なグラデーションで渋く褪色しています。美しい古色。見た目も描写もたまらない一本。
純正前後キャップ付。前キャップは後期型用のプラスチック製、後キャップは当時物のアルミ製です。稀少品。
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Elmar 90mm f4 (L) Black / Nickel
エルマー 90mm f4。ライツの製品コードはELANG。165万台。1933年製。シン(thin)エルマーの初年度に製造された、ブラック&ニッケル鏡胴。距離表記はfeetです。
ブラックペイント&ニッケルのライカ DIIやDIIIなどと合わせると最高にカッコイイ。その存在はあまり知られていませんが、お探しの方も多いレンズでしょう。珍品。
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Summilux 35mm f1.4 (M) Black Paint
11870。177万台。1960年製、カナダ・ライツ製造のズミルックス 35mm f1.4ファースト、スチールリム(Steel Rim)のブラックペイント。本品は初期モデル。距離表記は赤文字、実に精悍な印象です。
フィルター・サイズはE41。純正フードはこれまた佇まい最高のOLLUX、または12522Hです。
珍品。
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Summilux 50mm f1.4 (M) Black Paint
202万台。1964年製のズミルックス 50mm f1.4 2ndバージョン、オリジナル・ブラックペイント。本品は赤文字の最後の方のロットです。フルオリジナル。コーティングはアンバーとパープルの組み合わせ。
黒塗りM型ボディに是非合わせたい一本です。珍品。
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Robot II Black Paint + Tessar 37.5mm f2.8
ロボット II型、精悍なオールブラック・モデル。24x24mm判のスクエア・フォーマット、ロボット判。目測式のレンズ交換式カメラ。ゼンマイ仕掛けで一度の巻上げで20枚程度の撮影が可能です。ユニークな機構として、横向きファインダーを内蔵しています。ドイツ製。
ロボット II型は1939〜1952年の間に製造され、軍用モデル他多くのバリエーションがあります。本品はパトローネが使えますが、巻戻し機構はありませんので、フィルムの巻戻しはダークバックや暗室等で行う必要があります。付属レンズはTessar 37.5mm f2.8。ノンコート。
秘密警察やスパイ活動、軍用などに活躍したとは思えない、可愛らしいデザインは見ていて飽きません。本品はボディもレンズも、とても綺麗な個体。黒塗りボディに、カラフルなレンズの被写界深度指標がポップに映えます。ブラックペイントでここまで綺麗な個体は大変珍しいです。
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Contax II + Sonnar 50mm f2
極上コンタックス II型クローム。543/24。レンズはゾナー 50mm f2。一軸式シャッター速度ダイアル、一眼式レンジファインダーなど、今日のレンジファインダー・カメラに通ずる機構を装備。鎧戸シャッターも改良され、ブラックコンタックス時代と比較し、信頼性も大幅にアップ。
本品は当時の元箱や取説、純正ストラップやツァイス刻印のケーブルレリーズまで付属し、マニュアルやパンフ等の紙モノは新品のよう。
コンディションもお見事!メッキの美しさやエッジの立った感じは、まるで工場出荷状態。コンタックスコレクターにとっては、夢のようなセットでしょう。
こう言ったサンプルがあると、あぁこの革ストラップはII型の時代のものなかなど、付属品や元箱、パンフなどの時代検証が出来て、実社会ではあまり必要の無い知識が蓄積されてゆきます(笑)
2022年8月のヨーロッパ買い付けにてドイツのコレクターさんより入手。見た瞬間目がハートに。よくぞ残っていてくれました!
ドイツ本国よりうぶだしの一台。マニュアル類も全てドイツ語。この度、日本でフル整備を行い、実用面もバッチリです。
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Leica M4 Black Paint
ライカ M4ブラックペイント最初期モデル、ノーノッチ。製造番号は1181xxx。
本個体は1967年7月、1181501から始まる僅か500台のM4黒塗りのファーストロットのうちの一台。ファーストロットは主にプロフェッショナルや関係者に供給されたと言われ、著名な報道カメラマンや写真家に使われて来ました。
本品はそのファーストロットの中でも、セルフタイマー、フレームセレクターを止めるビスがカニ目ではなく真鍮地にペイントが施された、通称ノーノッチと呼ばれるレアモデル。製造台数は非常に少なく、多くとも50台程度の製造とされ、限られた製造番号帯で少数確認されています。
前オーナーさんは雑誌に掲載されていた岡村昭彦氏のノーノッチM4に憧れ、長い時間を掛けて同モデルを探されたそうです。今回、数十年振りにお手元を離れ、当店で扱わせて頂く運びとなりました。
珍品。
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Summilux-M 35mm f1.4 (M) 1913-1983
オスカー・バルナック設計のウル・ライカ誕生70周年記念のズミルックス-M 35mm f1.4。11870。製造番号は319万台。1982年製。カナダ製。球面ズミルックス 35mm 2nd。本品はその第2世代ズミルクスの限定モデルです。
筆記体のライカロゴと1913-1983がヘリコイドリングに刻印されています。本品はイタリア限定モデルで、限定のM4-Pと同時に発売。イタリアでは、この35mm f1.4とズミルックス 75mm f1.4が、それぞれ150本ずつ製造されました。
同じく70周年記念限定モデルとして、エルマリート-M 28mm f2.8が465本、ズミクロン-M 35mm f2が800本、ズミクロン-M 50mm f2が1375本製造されました。これらは流通数も多く、比較的良く見かけます。
2022年8月のヨーロッパ買い付け品です。珍品。
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Angenieux 90mm f2.5 (L)
久々入荷のアンジェニュー 90mm f2.5 Type Y1、ライカLマウント。本品は中期型鏡胴。4群4枚構成。コーテッド。1951年製。距離表記はfeet。フィルターはズミルックス用純正E43が装着できます。他の43mmですと入る物と入らない物がありますので、色々とお試し下さい。
コーティングは美しいブルーとアンバー系が混在しています。
アンジェニュー 90mm f2.5は、75mm f3.5 Type Z3と同じく、修正出来ないほどのガタつきが出ている個体が多く、かなりおっかないレンズなのですが、本品は外観、ガラス、距離計連動、描写など全てにおいて申し分の無い一本。得難いコンディションです!
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Summilux 50mm f1.4 (M) Black Paint
ズミルックス 50mm f1.4 ブラックペイント。最初期。164万台、1958年製。珍品ブラスマウント。逆ローレットと通常のローレットが混在するロットですが、本品は通常のローレット。使い込まれた風情で貫禄十分。使い込まれたM3やM2、MPなどとベストマッチでしょう。非常に雰囲気の良い一本です。
ピント調整を含むフルOH済。描写も良好です。お客様のリクエストにより、取り扱わせて頂きました。
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Leica A + Leica A / DIII Set
ライカ A型オリジナル、及びA型改DIIIのセット。なんとシリアル番号「3575」と「3576」の連番です!
1927年の製造当初には、Wetzlarのライツの工場で隣り合って並んでいたであろうこの2台。
「3576」のA型オリジナルは、当店のお得意様の手を渡り歩き、なんと今回で7度目の販売です。「3575」を既に所有していたお客様が、ご自分のボディと連番となる事に気付かれ、過日お買い求め頂きました。
「3575」は、ライツにてA型からDIIIに純正アップグレードされた一台で、ヘリコイド番号3番の旧エルマー付。淡いパープルのコーティングが施されています。距離表記はmeter。
「3576」は、この番号帯に見られる「矢羽根」付、マッシュルームレリーズ、近接旧エルマー、閂の底蓋、荒シボのグッタペルカ、小文字の銘板など、当時のオリジナルを保った役満ライカ A型です。距離表記はfeet。HFOOK単独距離計付。
おそらく95年振りに隣り合ったであろう、この2台を離ればなれにするにはあまりにも忍びなく、連番でのセット販売とさせて頂きます。
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Hektor 73mm f1.9 (L) All Black
珍品、ヘクトール 73mm f1.9のオールブラック。ライツのコードはHEKON。製造番号は14万台。製造番号からは1932年の製造ですが、オールブラックは、1933/1934年製造とのデータもあります。
ヘクトール 73mmは、初期は距離計非連動、後に回転ヘリコイド、そしてこのオールブラック付近で直進ヘリコイドとなり、また回転ヘリコイドへと戻ります。大口径中望遠だけに、連動精度の問題もあったのでしょう。
本品は直進ヘリコイド。距離はメートル表示。距離計連動。純正適合フィルターは43mmかぶせ、または39mmねじこみ。
この個体は距離計連動が素晴らしく良好で、4年前に販売した際にもスタッフの記憶に強く残り、首を長くして再会を待っていました(笑)
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Superfekta
独Welta社製の6x9判カメラ、スーパーフェクタ。1935年頃の発売です。120フィルム使用で8枚の撮影が可能。兄弟機には6x6判のペルフェクタがありました。折りたたみ式の二眼レフという珍しいカメラで、メカ好きにはたまらない独特な機構が満載です。
レボルビング機構を搭載し、レンズボードを90度回転させることで横位置への切替ができる(ファインダーフレームも機械式で自動的に切り替わる!)という、凝りに凝った機構を搭載。切り替え時には、各部が所定の位置にきっちりと納まっていることが肝要ですので、操作にはそれなりの丁寧さが求められます。折りたたみ式の宿命ですね。
テイクレンズにはテッサー105mm f3.8、ビューレンズは75mm f3.8という組み合わせ。1/250のコンパーシャッターを搭載。設計者の意地さえ感じる時代のあだ花的カメラですが、独特な佇まいでコレクション棚にも映える一台です。
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Leica M4 MOT Black Paint
126万台。ライカ M4モーター。ニューヨークライツ製のライカモーターを装着できるようになったM4。ブラックペイント仕上げ。本品は、M4-Mから名称変更され、M4 MOT刻印となった個体です。両モデル合わせても、製造台数は僅か904台。1970年11月に出荷された400台のうちの1台です。
底蓋を外したボディの底面には、専用のモータードライブ接点が装備されています。手の触れる部分の黒塗りには自然な艶が出ており、ボディの角部には真鍮がうっすらと露出しているなど、雰囲気を感じさせる一台。グッタペルカ、各部のパーツ、ペイント、いずれもオリジナル。稀少。
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Summicron 50mm f2 (M) Black Paint
製造番号214万台。1965年製。ズミクロン 50mm f2 ブラックペイント、固定鏡胴・後期型。黒塗りにレッドスケールが精悍な印象。本品は赤文字でもラストの方のロット。
ブラックペイント部にはフツフツとしたあぶく、手の触れる箇所の真鍮も自然に出ており、経年の味わいも深い一本です。黒塗りのライカ M3、MP、M2、M4のお供に。稀少品。
当店過去販売品。お客様に大切に使われ、この度当店に出戻ってきました。
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Angenieux 50mm f1.8 (L)
アンジェニュー 50mm f1.8 Type S1。アンジェファン垂涎のオリジナル・ライカ Lマウント。シリアル番号は61.5xx。初期の軽量オールアルミ鏡胴でノンコート。お探しの方も多いモデルでしょう。
本品は1945年製造の一本。コーテッドのS1も出始める時期ですが、こちらはノンコート。ちなみに少し前に取り扱ったシリアル番号数番違いのS1は、ブルーのコーテッドでした。端境期ですね。レンズ構成はダブルガウス型の4群6枚構成。距離表記はメートル。
50mm f1.8は、アルパ用等として1940年代初めから製造された、アンジェニュー古株の銘玉です。中でもライカスクリューのS1はノンライツレンズの代表格。f1.8と大口径ハイスピードながらも小型軽量、フランスらしい小粋でスタイリッシュなデザインが泣かせます。オールアルミ製の鏡胴は実測でわずか107g。
絞り開放付近ではやわらかく繊細ながら、立体感のある素晴らしい描写です。撮影距離に応じてボケ味も大きく変化し、中間距離ではぐるぐるボケも感じられます。
撮って良し、眺めて良しの一本。本品は鋼色に褪色しており、バルナックライカのみならず、ブラックペイントのライカ M型にも実に良く似合います。
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Summilux 50mm f1.4 (M) Black Paint Early Set
ズミルックス 50mm f1.4の最初期、逆ローレット。本品は珍品ブラックペイント&ブラスマウント。
ただでさえ、珍しい黒塗りのズミルクス 50mmの逆ローレットですが、こちらはなんと連番セット!
こんなのもう出て来ないでしょう。オリジナリティも申し分無し。フルOH済です。お客様のリクエストにより、取り扱わせて頂きました。
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Nikkor 50mm f1.5 (S)
珍品ニッコール S・C 50ミリ f1.5、ニコンSマウント。本品のシリアル番号は907xxx、1949年7月に製造された個体で。このレンズは905番台と907番台が存在し、ニコン Sとライカ Lマウントが製造されました。両方を合わせても800本程度と言われている稀少なレンズです。
レンズ構成は3群7枚構成のゾナー型。ツァイス製のゾナー 50mm f1.5を模した設計です。
真鍮にクロームメッキが施された鏡胴は工作精度や質感も高く、とても良いつくりです。絞り開放ではほど良いハイライトの滲みが美しく、しっかりとした写りとのバランスが好印象です。稀少品。
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Nikkor 50mm f1.4 (L)
日本光学製。ライカLマウントの距離計連動式標準レンズ。先代にあたるニッコールSC 50mm f1.5が登場した翌年、1950年10月の登場です。3群7枚構成のゾナー型を踏襲していますが、f1.5が完全なるツァイス製ゾナーのコピーであったのに対して、独自の改良を加えて進化させたレンズがこのf1.4。距離表記はfeetです。1mまでは距離計連動、その先は非連動となりますが、50cmまでの撮影が可能です。
本品は捨て番5005がシリアルナンバーに付与された初期の一本。1950年5月に設計出図されたことから、50(年)05(月)という番号が付与されたそうです。この捨て番5005の個体は2,000本ほどの製造とされ、ニコンSマウントとライカスクリューマウントの両方が存在しています。
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Angenieux 90mm f1.8 (L) Type P1 前期
久々入荷のアンジェニュー 90mm f1.8、ライカ・スクリューマウント。Type P1前期型。エルノスター型の4群5枚構成。1953年製。距離表記はfeet。
アンジェらしいドラマチックで美しい作画を味わえる、素晴らしい中望遠レンズ。カラー撮影でも期待を裏切らない発色、よりドラマチックな描写が得られるモノクローム、いずれでも美しく、個性ある描写が楽しめます。