ヴェロスチグマート 50mm f3.5。1945-1949年頃の製造。戦後間も無い頃、Wetzlarからのエルマーの供給が不足し、 N.Y.ライツが米国のレンズメーカー、ウォーレンサック社に依頼して製造したと言われています。
外観のデザインはエルマーを踏襲し、ほぼ同じ。レンズ構成はエルマーと同じテッサータイプの3群4枚ですが、絞り羽根は2群目の後ろとなっています。ウェツラーの生産体勢が復活したため、短命に終わりました。ライツ純正扱いでありながら他社で製造された、数少ないモデルです。
ニューヨーク・ライツでは多数のオリジナルアクセサリーも製造しており、本品にはE. Leitz N.Y. 刻印入りのFISONフードが付属しています。本家のFISONと異なるややチープなつくりが、世のNew York Leitzファンの琴線に触れる事でしょう。