仏E.Krauss社製。1924年。35mm無孔フィルム使用。レンズを繰り出すとファインダー枠がせり上がる(やや不調)。オリジナルとエキザクタ用を改造したスプールが付属し、頑張れば撮影も可能。前オーナー様お手製の圧板付(本来は無し)。使い難いカメラですが、ドイツ製品とはまた違った佇まいは魅力的。ライカは当初Lecaと名付けられたが、本品のL'eka(仏語表記)とかぶり、Leicaとなったとも。ライカ以前の35mmカメラとして、写真史に刻まれる一台です!珍品。(参考:ライカ帝国の秘密, クラカメ専科71号)