Witness用ダロン。量産性とF値の暗さから、すぐにSuper-Six 2inch f1.9へと替わり、初期ロット約250台に対し僅か160本程度が供給されました。Illford社の支援の元、Taylor-Hobson社の製造設備が供給されたNSE社による設計と製造。設計者はユダヤ人Robert Sternbergで戦前のライツでカメラ設計に携わっていましたが、大戦前に渡英しエンサイン社で仕事を得ました。ライツIII世が就職に困らないようにと記した紹介文に救われた様です。人間模様にも胸が熱くなる一本。